緊急事態宣言でテレワークの推進を
より一層はかってくれと政府は求めています。
仕事、業界により、なかなかテレワークが
出来ないというところもあることでしょう。
知人の会社は、そうした仕事、業界なのですが、
オンラインで仕事ができる環境（ソフト）を
ととのえ、週1出社のテレワークを実現しているそう。
当初は、社員を5グループに分け、
曜日毎に出社していたのですが、
それではいろいろコミュニケーションも
ままならないということで、ある曜日に
集中して出社することに。
まあそれでもその事務所にいるのは、
全体で20人もいない規模なのですが……。
で、週1の社員集中出社にして2ヶ月ほど。
あるとき社員が出社したら、異臭に気付いたそう。
そのもとを探ったら､給湯室に
置いてある冷蔵庫とその周囲。
おそらく原因は停電もしくは人為的に
電源を抜いたため、冷凍庫の氷がとけ、
また冷蔵室に入れていたものが腐って
しまったのでした。
冷蔵庫の周辺には、冷蔵庫から流れ出した
と思われる水分がびっしり。
さらに事務所内に置いていた観葉植物の一部が
枯れ、さらに水分がなくなりカラカラになったためか、
肥料（ではないと思うが、活性剤？）の臭いも
していたとのこと。
わずか1週間でそんな事が起きてしまうのですね。
夏の時期で、就業時間プラスαの時間しか
空調をいれていなかった（タイマー制御）ことも、
そうした異変を促したのかもしれませんね。
空気清浄機、脱臭器などは、24時間休みなく、
作動していたとのことですが、効果は余り
なかったようです。
（一部はタイマー機能になって、やはり
24時間は働いていなかったそう）
この会社とは別の知人の飲食店では、
営業を自粛しているのですが、
気になるのが、冷凍庫の食材。
またネズミや害虫類。
毎日営業していると、気にならないのですが、
休んでいると、ネズミや害虫がキッチンなどを
荒らすのだそう。
また配水管、ダクトなどからも悪臭があがったり、
たまった油類が垂れてくることもあるので、
自粛前は徹底的にクリーニングを行ったとのこと。
また強力なオゾン式の脱臭器も設置し、臭いの除去には
気を遣っているとのこと。
別荘なんかでもよく聞くことですが、
家に出入りしないと、空気がよどみ、
家も湿気などで傷む。
なので、定期的に空気の入れ換え、掃除を
しないといけないよう。
テレワークで人の出入りがない事務所、会社も
こうした点に気をつけないといけないのかも
しれませんね。