退屈なリハビリも、ゲームで楽しく。シニアが集まるゲームセンター。

2013年11月15日、NHK総合の
《おはよう日本》内の、《けさのクローズアップ》で、
高齢者のリハビリにゲームを活用し、効果をあげている
との内容が放送されました。

退屈で苦しいリハビリを続けるのは難しいもの。
なんとかしてリハビリを楽しく、続けられないか
との現場の要望を受けて、九州大学の研究者が
リハビリ用のゲームを開発。

そのゲームを使ったところ、

多くの高齢者が、楽しみながらリハビリを
続けることができ、体力も上がるなど、
効果をあげているとのこと。

ゲームにし、得点を出すことで、
競争意識をもたせたり、
表彰状を出すことで、
達成感も満たせるなどの
工夫している点が印象的でした。

リハビリではないのですが、少し前から
シニア世代が、ゲームセンターに集まっている
と伝えられてきました。

近所のショッピングセンターの中にある
ゲームセンターで、年配の方がクレーンゲーム、
コイン落としゲームなどを楽しむ姿を
何度か見かけたことがあり、実際に、
そうした動きがあるんだなと感じました。

ゲームセンターの方も、そうしたニーズに対応して、
シニアが好みそうな機種をいれたり、体験教室を開いたり、
飲み物を無料サービスしたり、スタンプカードを作ったりなどして、
力を入れているようです。

景品やコインがもらえたり、人と競争できるのが、
シニアの人にもいいみたいですね。
また同年代の方がゲームセンターに集まることで、
交流も生まれているよう。
社交場にもなっているんですね。

これからは、病院、高齢者の施設などにも、
こうしたゲーム機がどんどん取り入れられるように
なるのかもしれません。

《おはよう日本》《けさのクローズアップ》
《2013年 11月15日（金)　 高齢者のリハビリにゲームを活用》
http://www.nhk.or.jp/ohayou/closeup/20131115.html

九州大学の研究社
松隈 浩之（まつぐま ひろゆき）
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K002398/society.html
2012年9月26日
《九州大学と長尾病院の共同研究成果が製品化
㈱メディカ出版より介護予防・機能訓練のための施設向け TV ゲーム
「リハビリウム 起立くん」販売へ》
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2012/2012_09_26.pdf
「シリアスゲームプロジェクト」
http://macma-lab.heteml.jp/