毎日、ウォーキングをしているのですが、
このところ、真面目にしていないせいか、
足の衰えを自覚するようになりました。
日本経済新聞夕刊の連載《明日への話題》。
6月7日付け、作詞家・阿木燿子さんの
エッセイを読みました。
タイトルは《転倒》。
自宅からエステティックサロンに行く途中で転んだ
という体験をつづっていらしゃいます。
サロンまであと2、3分のところで、
足がもつれ、受け身もとれず、
顔から転んでけがをしてしまったそうです。
平坦な道で障害物もなく、
誰かにぶつかったわけでもないのに。
原因は?
《要は自分が思っているより、
足が上がっていなかったのだろう》と自己分析され、
それがすごく悔しい》と。
最後は、
《加齢のせいにするのも癪だし、かといって、
ちょっとした弾みというのも釈然としない。
どうぞ、皆様も転倒には、くれぐれもご注意を》
と結ばれています。
いやー、阿木さんより年下ですが、
見過ごせません。
特別に鍛えていない場合、年齢を重ねると、
筋力が低下し、足が上がりにくくなります。
また筋肉・関節が硬くなり、柔軟性が失われ、
可動範囲が狭まり、動きがぎこちなくなります。
さらに運動能力、平衡性=バランス能力なども
次第に落ちていきます。
けれど、頭の感覚は、若い時のまま。
体と頭のギャップで、つまづいたり、
ぶつかったり、転倒したりということが起きるのですね。
自分で衰えを確認すべく、
あるチェックテストをしてみました。
それは、閉眼片足立ちテスト。
http://jhei.net/exercise/exercise_f/exercise_f4.html平衡性=バランス能力を見るものです。
一度はされたことがあるのではないでしょうか?
文字通り、目をつぶり、片足で立って、
軸足を動かさず、あげた足をつかずに
何秒耐えられるかというテストです。
年をとるほど、時間が短くなる傾向があります。
性別・年齢ごとに、秒数と評価の目安があります。
若い時は、年齢の中でも、最高評価だったのです。
久しぶりにやってみて驚きました。
いやー、全然だめ。
年齢でいうと、「やや劣っている」まではいきませんが、
「ふつう」の評価に。
10年前までは、3分くらいは楽勝だったのに。
鍛えれば、このバランス能力は、向上するので、
ストレッチ、筋力トレーニングも含め、鍛え直すつもりです。
なお、上記リンクにも書いてありますが、
テストをするときは、
くれぐれもけがをしないようにお気をつけ下さい、
日本健康運動研究所のサイトには、
上のほか、柔軟性、持久力などを
自分で測ることができるセルフチェック法が
紹介されています。
一度、やってみるといいかもしれません。