朗読を聴いて後追いで話す。日本語シャドーイングで頭脳の活性化。

声を出して、文学作品、詩、
新聞記事などを朗読することは、
頭の活性化になると言われていますね。

実践されている方も多いと思います。

先日、母が、90歳を超える
叔母さんにあったとき、
お医者さんから声を出すこと、
朗読を勧められていると
話していたそうです。

そうした頭を働かせる効果がある
という朗読を、より効果的にする
方法があるんだそう。

それは、

朗読を聴きながら、
自分で、後を追いかけて朗読すること。

これを聞いて思い出したのは、
昔、英語を上達する方法として
習ったシャドーイングです。

シャドーイングとは、影のように、
しゃべっている人の後を追いかけて
即座に自分が聴いたのと同じ内容を
声を出して話すこと。（短く言えば復唱）

同時通訳の方の訓練などでも使われている方法です。

これを日本語で行うと、
単に朗読するよりも、
頭が活性化するということのようです。

いろいろやり方はあるようですが、
その一つを記しておきます。

〇朗読を聴く。
〇一文など短い単位を聞いたら、
　朗読（テープ、CD）を止める。
〇聴いた内容を繰り返す。
〇再び朗読を流す。
〇短い単位を聴いたら、再びとめる。
〇復唱する。

上は朗読ですが、
テレビ、ラジオのニュースや、
バラエティ番組などを録画し、
出演者の言うことを繰り返してもよいようです。

慣れたら、一度に復唱する分量を増やしたり、
止めずに行い、難度を上げる方法もあるようです。

ニュースのシャドーイングをやってみましたが、
意外に出来ないこと、
とくに口が動かないこと、
そしてかなり頭を使うことに驚きました。

高齢者でなくても、
中高年の方がやってもよさそうですね。