《頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。》(Amazon)

という本をぱらぱらとめくっていて、
ふと「口耳之学」という言葉の固まりに
目がとまりました。

「こうじのがく」と読み。
聞いたことをそのまま口に出して、
人の耳にいれる。受け売り。
少しも自分の身につかない学問のこと。

出典は、中国の荀子の勧学篇。

君子ではなく、小人(ショウジン)の
学びの様子を言ったものです。