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「ダーニング」ってご存じですか。愛らしいお直し。靴下の穴をかがる。セーターの肘の穴。

ニューヨークに2月の寒い時期に行った時、
バーゲンをしていました。

普段なら買えない高級ブランドが、
8割引くらいだったので、
カシミアのセーターを思い切って買いました。

それから、20年近く。
毎冬、着ていたら、2年ほど前、
肘の部分が薄くなり、穴が空いてしまったのです。

体になじみ、愛着のあるセーター。
ほかの部分はまだ十分、着れるので
このまま捨てるのはもったいない。

ネットで、



探したら、セーター、カーディガンなど
ニット専門のお直し業者を見つけました。

そのセーターとあわせ、数着を送り、
直してもらいました。

両肘には、人工皮革の
肘当て(エルボーパッチ)が
ついて帰ってきました。

値段は今時のファストファッションの
ブランドの新品が買えるほど、
かかったのですが、とても満足して、
現在も着続けています。

先日、新聞の書籍広告に、
次の本が掲載されていました。


《愛らしいお直し ダーニングで大好きな服がよみがえる (主婦の友ヒットシリーズ)》(Amazon)


ダーニングとは、衣類の虫食い穴やほつれを作ろう
ヨーロッパのでんとうてきな技術のことだそう。

この本もそうですが、中でも特に話題になっているのは、
カラフルな糸を使って衣類のかけはぎをする
「装飾ダーニング」とのこと。

好きな色や質感の糸を使い、
まるでそもそもの柄やデザインのように
かけはぎをするみたいです。

業者にやってもらうのではなく、
自分でちょっとおしゃれに、
愛着のある服の穴をかがったり、
直すのがブームなんですね。

衣類だけでなく、腕時計、
電化製品なども、できるだけ修理して、
長く使うという人も増えているみたいですね。

製品の中には、使い続ける方が、
電気代がかかったりして、もしかしたら、
エネルギー消費的にはマイナスだったりする
ものもあるのですが、物の命を最後まで全うする
というのは、精神的な満足感を得るという側面が
あるのかもしれません。

〇ダウンジャケットのファスナー修理、
 スーツの袖の穴(かけはぎ)なども
 専門業者に出して直してもらったことあり。

〇掛け接ぎの技術には驚きました。

〇衣類のリフォーム、修繕の業者は、
 大手のチェーン店もありますが、
 近所でも探せばかなりあるよう。

〇ほかにも、古くなったYシャツの襟、袖だけを
 取り替えて新品のようにしれくれる業者。

〇礼服などに使われる真っ黒な墨染めで、
 古くなって黄ばんだシャツなどを
 染め直してくれる会社もありますね。


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