東京に限らず、日本の広い地域で
高温が続いています。
40度を超える地域も出ました。
春先から3ヶ月ほど通っている取引先。
最寄り駅から歩いて10分ほどの場所にあります。
途中、日光をさえぎるもののない
炎天下を歩かなければなりません。
冷房の効いた電車を降りて、
歩き出して、しばらくすると汗が噴き出します。
頭には後頭部に日よけのついた
縁のある帽子をかぶり、さらに
雨傘専用の日傘をさして、取引先まで。
しかし着く頃には汗がどろどろで、
ちょっとくらっとします。
その取引先からさらに出かける
外回りの知合いは、ついに炎天下で
作業する時に使うベストを取り入れたそう。
どんなものかと言うと、
ベストの背中の部分に、
大きな保冷剤が入るポケットがついたもの。
ベストはメッシュになっていて、保冷剤の冷気が
上半身を覆い、体温を下げてくれる仕組みです。
ジャケットの下に身につけるので、
ジャケットを着ていれば、こうした
ベストを身につけていることは
すぐにはわかりません。
《ブレイン(BRAIN) アイスバックハーネス BR-556 フリーサイズ ベージュ BR-556》(Amazon)ただ冷房の効いている所で着けていると、
冷えすぎてしまうので、その時は脱いでいるとのこと。
その際は、ビールなどを入れる保冷バッグの
小サイズのものに入れているとのことです。
電車を降りて、営業先に行くまでの間も、
着用して向かうとのこと。
これにより、ずいぶん楽になった
と話していました。
それにしてもクールビズと言いながら、
何かちょんとした時には背広、
ジャケット着用という日本のビジネス界。
少しは変わってきていますが、
まだまだ根本の所では変わっていませんね。
機能的な背広も売り出されているとはいえ、
この炎天下、あの格好で歩き回るのは、
もう拷問と表現してもオーバではないのでは。
2年後の東京オリンピックは
どうなるんだろうと思いつつ、
日本のビジネス社会も、
変わって欲しいと強く感じました。