高校の時、同級生に誘われ、
一瞬だけ登山部に入ったことがあります。
単に山に登るのではなく、
競技としての登山があるのですね。
競技は主に夏(5月から9月)に行われ、
それに出場し、良い記録を残す
というのが登山部でした。
しかし毎日、山に行くわけにもいかず、
日々の練習は、学校の非常階段を重い
リュックサックを背負って上下に
何往復もするなんてものでした。
(採点の中には炊事、テントはり、撤収、
地図を読む技術などもあり、学校で、テントを張ったり、
しまったり、飯盒炊さん、地図読みをした記憶が)
練習だけで断念し、実際の山には
登らないうちに、退部してしまいました。
先日、久しぶりにその時の仲間から連絡が。
そうしたら、その同級生は、大学、社会人と
ずっと趣味で山登りを続けていたとのこと。
そしてここ10年ほどは、
日本百名山の制覇を狙って、
集中的に休みの度に出かけているんだとか。
日本百名山は、文筆家の深田久弥氏が選定したもの。
広く登山家、登山愛好家に知られていて、
この制覇を目標にしている人も多いんだそう。
(読み方は「にほんひゃくめいざん」)
NHKの放送、「にっぽん百名山」
http://www4.nhk.or.jp/100yama/以前、長野に毎月のように通っていた頃、
ご一緒していた70代の女性は、ご夫婦で
登山が大好きで、毎週のように登山に通い、
この日本百名山の全登頂を目指していました。
お会いした時は、自分の年ほどの数もう登ったと
おっしゃっていましたが、今頃は達成されて
いるのでしょうね。
同級生は、途中、仕事で忙しかった時期があり、
空白期間もあるのですが、20年余りで百名山の
登頂を達成。
現在は、さらに日本二百名山の登頂を
目標にしているとのこと。
比較的、初心者にも登りやすい山も多いですが、
中には上級者向きの山もあります。
単純計算で一年に5つほど登頂
というのは、結構、すごいなー。
〇少し調べてみると、60歳を超えてから、
挑戦する方もいらっしゃるよう。
やればできるものなのですね。