取引先の人と一緒に昼食。
雑談中、その人の息子さんの高校が、
先週、強歩会を開いたと教えてくれました。
子どもたちが参加するのは、もちろん、
親たちも、完歩後にふるまう豚汁を
作るためにかり出されたそう。
昼過ぎから夜中まで、1000人分余りの
豚汁作りは、歩く以上に大変だったみたいです。
知人の息子さんの学校の強歩会は、
高校生男子で40キロ。
一晩掛けて歩ききるのだそうですが、
陸上部、野球部などの運動部の選手は、
歩かず、走るためか、4時間もかからないで、
ゴールに到着するんだとか。
知人の息子さんは、文化部なので、
一杯のお菓子（行動食）を持ち、
友人達とおしゃべりしながら、
ゆるゆると歩いたとのこと。
いやー、懐かしいですね。
といっても自分が通っていた学校（中学・高校）は、
マラソン大会（10キロほど）や遠足（学校から
目的地まで歩いて行く。やはり10キロほど）は
ありましたが、強歩会は開催されていませんでした。
しかし何度か、夏の夜通し、家族もしくは、
友人たちと歩いたことはあります。
歩くだけでは無く、自転車で行ったことも。
自転車の場合はもちろん強歩ではありませんね。
中でも良く覚えているのが、小学生の頃、
父親、自分そして弟と、自宅から父の
実家までの強歩。
夜ではなく、早朝に出かけたのですが、
家から父の実家まではおよそ50キロほど。
小学生の足を考えると、10時間はかかることを
考えると、夏の朝から昼にかかってしまいます。
案の定、20キロほどあるいた所で、弟がギブアップ。
というか今、考えると熱中症になっていたのでしょう。
日陰で休み、最寄りの駅まで歩き、
そこからいつものように列車で
祖母の家に着きました。
夏休みの宿題の作文・日記で
そのことを書いたところ、
挫折したにもかかわらず、
えらく担任の先生にほめられました。
もう一度、読み返し思い出したいのですが、
今となっては、その作文、日記は行方不明。
どこか押し入れの奥にでも眠っているのかなー
なんとか探し出したいなー。
年に一度、高校で行われる「歩行祭」。
80kmを24時間で歩き通すというイベントを描いた名作。
作者の恩田睦さんの母校の強歩会がモデルです。