2019年10月06日 - 未分類 知り合いは、夏前からずっと家の片付けを行っています。息子さんの独立や、お母さんがなくなったりと、家族で大きな変化があったのが、きっかけのようです。それまで手をつけなかった知人の趣味の品、コレクションを整理、処分しようとしたそうです。 知人がコレクションしていたのは、アナログの腕時計。国産の古い懐中時計、自動巻きの腕時計などなど。他のコレクションは、フィルムカメラ。今時のデジタルカメラではなく、フィルムを使うアナログカメラです。コンパクトカメラ、一眼レフカメラ。交換レンズなどなど。実際に使っているものもありましたが、ほとんどは、コレクションとして保存してあったもの。さてどこに売却しようかと、ネットで調べて驚いたそうです。二束三文と思っていたのに、どれも結構な値段がつく。なんと腕時計もそうですが、フィルムカメラなどアナログな機械が、若者の間で一種のブームとなっており、ある一定の需要があるからだそう。例えば、フィルムカメラのコンタックスのTシリーズ。これは自分も覚えています。とてもいいカメラで、レンズはカールツァイス。自分も欲しかったのですが、かなり高価で、憧れの存在でした。知人はほぼ全シリーズを所有。例えばT2は、10万円近くの値段で買い取ってくれるとのこと。(オンラインの査定)それを聞いた自分もびっくりです。今はアナログなものが見直されている時代なんでしょうか。父がずいぶん前、フィルムの一眼レフをもう使わないと処分しようとした時は、アナログからデジタルへの移行期で、フィルムカメラにほとんど値段はつきませんでした。時代もまた変わるんですね。フィルムカメラのはじめかたposted with ヨメレバ上田晃司/河野鉄平 技術評論社 2017年10月