「目標、願いは完了形で書きなさい」。プロジェクトリーダーで成果を上げ続けてきた先輩が語る。

2月ももう半ば過ぎ。
つい先日、新年を迎えたばかりと
思っていたのに、月日の過ぎるのは
早いですね。

新年に多くの人は、今年、今後の目標を
建てたりしますが、どうですか、あなたは、
それに向かって前進していますか。

先日、お会いした先輩は、

若い頃から会社で様々なプロジェクトの
管理を行っており、地位が高くなり、
管理職になると目標設定、達成のための
仕組み作りなどを担当していたそう。

様々な目標に向け、どうしたらそれが
実現できるか、これまでいろいろと
研究してきたそうです。

そうした中で得た有効な方法を
いろいろと教えてくれました。

○目標を細分化する。
　大きな目標は立てた方がよいが、
　あまりに大きすぎると、日々、
　どうしていいかわからなくなりがち。
　なので、細かな目標を設定すること。
　例えば、今年の冬にはマラソン完走が
　大きな目標なら、まず月ごと、週ごと、
　さらに毎日の目標を作る。
　
○5：2の法則
　1週間単位が考えやすい。
　5日しっかり。2日はバッファーをもたせる。
　7日間ぎっしりだと、風邪事故、不測の事態が
　起こったとき、対処できにくくなる。

○本当にやりたい、達成したいことは、
　希望、願望の形ではなく、完了形で書く
　「マラソンを完走したい」ではなく、
　「マラソンを完走した」とかく。
　想像して、実現した時の感想を書いてみる。
　脳は、完了形で感想まで書いてあると、
　そのように思い込む。ソレを前提として動き出すそう。

○目標、夢は他人にいいふらす
　周囲の人、他人に目標、夢を語ると、
　それを実現するために強力してくれる人が
　出てくる。自分もそれに感化されますます
　やる気が出てくる。

まだまだあったのですが、今日はこの辺で。

一度に数多くの目標を持ちすぎない
というのも、成功の秘訣らしいので。

マスコミで人気の小林先生。
医学生時代、ラグビーの試合で大けがし、
一生まともに歩けないと告げられたそう。
しかし、3年のリハビリで歩けるように回復。
「未来日記」には、手書きで目標を完了形で記し、
具体的な感想を添えろとあります。

死ぬまで“自分”であり続けるための「未来日記」

posted with ヨメレバ

小林弘幸（小児外科学） 幻冬舎 2019年12月