2021年02月22日 - 未分類 以前にも書きましたが、ある大企業で、主にコストカットを担当する部門に、長年勤めていた知人がいます。もうすでに定年退職し、再就職も終了。今は、悠々自適の生活ですけれど、今度は家計の分野で、支出の無駄を見直しています。定期的に行なっているのですが、 大抵、年度末の3月の一週前あたり、そう丁度、今の時期から、行なうのだそう。3月の終わり近くだと、月契約の見直しに間に合わないというのがその理由です。見直しは、すべての分野に及びます。特に定期的、長期の契約、支出に関しては、この時期にもう一度、厳しく見直すのだそう。例えば、家賃、電気、ガス、水道、固定電話、携帯電話、新聞、生命保険、クレジットカード、サブスクリプション(動画サイト、各種の会費)などです。今、携帯電話はすごく安い契約が出ていますが、自分の使い方の場合、今の契約を続けるのか、それとも変更するのか。さらに契約継続を前提にではなく、契約そのものを続けるべきなのかどうかも考えるのがポイント。契約を続けることが前提とすると、その必要性を真剣に考えないから。基本、ゼロベースで考えるんですね。こうした契約だけではなく、家の中の電気製品、設備などに関しても、それでいいのかどうか、そもそもそれが必要かどうかを考えると。古くなってしまった冷蔵庫。使い続けるより、新しいものに変えた方が、電気料金は下がるかもしれない。エアコン、照明器具など、維持、修理にかかる費用、新しいものに変えた場合の費用、削減できる支出なども考慮に入れる。こちらも上の契約と同じで、そもそもその製品、サービスは、必要なのかどうかを考えると。古い掃除機をずっと使っていたそうですが、重いし、使いにくいし、現在の住まいには過剰。モップ、ほうきで足りるとして、処分してしまったそうです。そういえば、Yシャツのクリーニングも現役時代のかなり以前に見直し、Yシャツそのものを自宅で洗え、アイロンがけしなくて済むものに変更。かなり掛かっていたクリーニング代を節約することに成功したそう。これまでの慣例、固定概念にとらわれないということが、こうした支出見直しには大切なようですね。そして見直しは、結局、何が大事で、何が大事ではないかという、自分の価値観、生活、生き方を見直すことでもあると、教えてくれました。コストカットって突き詰めると、理想の生き方にまで通じるんですね。知人を見習って、一つからでも、支出の見直し、コストカットをしてみますか。