片付けのご褒美。昔、クレジットカードのポイントでもらった金貨発掘。査定してみたら。

もう数年にわたって行っている
自宅、事務所の片付け。

まだまだ道半ば、いや半ばにまで行っていません。

それでも少しずつは進んでいます。
ここにあったんだと発見することもしばしば。

なかなか金目のものは出てきませんが、
それでもお片付けのご褒美が出てくることも。

自分の場合、その一つが、
以前にも書いたことがある金貨です。

あるクレジットカードの使用で、
もらったポイントの交換商品として、
もらったものです。

具体的には、オーストラリア金貨。
（カンガルー金貨、ナゲット金貨）

今から20年いや30年ほど前になるのでしょうか、
その頃は、クレジットカードも顧客を獲得するため、
今では考えられないほど消費者に還元していました。
（それはマイレージなども同様。現在は交換比率が
下がった上、金貨はなし。金券、ギフト券はあり）

その現れが金貨なんですね。

で、その交換商品のナゲット金貨（10分の1オンス）が、
今いくらくらいするのか、下調べとしてネット検索すると、
おおよそ1万8000円ほど。

いやー、今、金価格がかなり高くなっているので、
昔に比べて、かなり価値があがっていますね。

10分の1オンスは3グラム余り。

金貨は、金地金よりグラム当たりの単価が下がり、
買い取り価格は低くなります。
しかし、一定の重さ以下にかかる手数料が金貨の
場合かからないので、軽いほどその差は、少なくなります。

いくつか調べた後、何軒か、近所の貴金属買い取り店に電話。
（電話番号が知られないようにして連絡）

そうしたら、実際に見てからではないと、
正確な買い取り価格は出せないが、
おおよその価格は出せると。

それらを各社、比較してみたのですが、
いやー、高低で2千円ほども違っていて
びっくりしてしまいました。

それと言われたのが、状態ですね。

傷がついていたりするとかなり
買い取り価格が下がります。

自分の場合、コインがすっぽり入る、
硬質プラスチックケース（さらにその
ケースがすっぽり入る布ケース）に入っていたので、
傷もなく、まったくの新品（バージン）状態。

その場合は、最も買い取り価格が高くなるとのこと。

この話を周囲の友人、知人にしたら、
いろいろと教えてくれました。

○電話勧誘のところは避けたほうがよい。
　（とくに貴金属と言わず、古い着物など
　　ありませんかと尋ねてくる店）
　自宅に引き入れるのはやめた方がよい。

○査定を客の目の前で行う店が良い。

○買い取り専門のチェーン店。
　いくつかあるが、買い取り価格は異なる。

○一店舗、家族経営の店でも、地元で長年、
　経営している所なら、安心できる。

○一度に大量に持ち込まない。
　一つ二つ持ち込み、査定し確認する。

○すぐに決めない。一人で行かず、
　複数で行く。（一人は引き留め役に）
　一人で行くと押し切られることがある。

○買い取ってもらう金の重さ、
　品位（K24、K22）は、しっかりとメモしておくこと。
　自分が宝飾店で買い求めたものなら、それらを記した
　ものがあるはず。無い場合には重さを軽量しておく。
　品位などについては、刻印などを確認。

○知人は香港で金貨（1オンス）を購入。
　現在は20万円を超えてしまうが、以前は、
　20万円と免税範囲。それを購入し、日本の
　野口コインなどで販売。わずかながら
　儲けていたそう。
　（今なら消費税10％からスプレッドを引いた値段）

金相場を見ると、非常に高騰しており、
売り時のようですが、すぐには
売らないことに決めました。

富裕層プライベートバンカーが教える　最強のアンティーク・コイン投資

posted with ヨメレバ

田中徹郎 日本実業出版社 2019年09月12日