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大家さんも楽じゃない。定年後、親から受け継いだアパートを管理し始めた知人。

アパートを持って、
家賃収入で生活。

憧れますねー。

しかし実際、大家さんになってみると、
いろいろと大変なことがあるようです。

知人は、数年前に定年となり、
現在は、週に2日ほど元の職場の
関連会社で働いている他、ご両親から
受け継いだアパートの管理を行っています。

それを聞いて、
「うらやましいなー」と感想を述べたら、
「いや、地方の弱小大家はつらいよ」と。

知人のところは、店子(賃借人)の
募集については、近所の不動産屋さんを
通していますが、物件の管理に関しては、
自分で行っています。

なので、家賃がちゃんと入っているかの
管理はもちろん、やれドアが壊れたとか、
樋(とい)が詰まっているとかの借主の
注文に応え、集積所やアパートの周囲の
掃除も行っているとのこと。

家賃の滞納もあるそうで、それを
催促するのは、精神的にすごくきついそうです。

自分で管理する場合、
何もせず、左うちわなんていかないんですね。

で、アパート自体、もうかなり古いので、
修理する箇所が多く、お金がかかる。

また周囲に新しい、設備も良い
アパートがいくつも出来ているので、
新しく募集をかける場合、家賃を
下げないと対抗できない。

しかし下げすぎると、これまでの借り手も
不満をもらすので、極端に下げる訳には
いかないと。

また借りてくれる人は、良識というか、
常識的な人だけでなく、マナーが悪く、
常識が通用しない人もいる。

部屋の中は、引っ越し前に立ち会いして、
チェックしたので、そんなにひどくは
なかったのですが、大量の粗大ゴミなどを、
アパートから少し離れたゴミ置き場などに
放置して、引っ越してしまうなんてこともあったそう。

そうした人の場合、部屋をきれいにしたり、
次の人に貸し出すための改装に、敷金だけでは
足らず、持ち出しになることも。
(最終の立ち会いの際に、あまりひどい場合は、
話し合いの上、追加でお金を負担してもらう
こともあるようですが、払ってもらうのはなかなか難しい)

今のところ、まだしばらくアパート経営は
続ける予定だそうですが、知人自身がさらに
年をとった場合、建て替えが必要となります。

その時に残るローンに耐えられるかが、
今一番気になっているとのこと。

土地、アパートなどの不動産を
持っている人は持っている人で、
悩ましいことも多いようですね。





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