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実写版、ディズニー映画「美女と野獣」を母が見たがる。戦後、故郷で見たコクトー版の感激をもう一度。

2017年4月21日から、ディズニーの
実写版「美女と野獣」が公開になります。

ここ最近のエンタメ番組、情報番組などで
盛んに前宣伝していました。

先日、母と夕方のニュース番組を見ていたら、
この「美女と野獣」の主演二人の
インタビューなどとともに、予告編が流れました。

それを見ていた母が、
「コレド室町のTOHOシネマズ日本橋に、
『美女と野獣』、見に行きたい」
と言い出しました。

TOHOシネマズ日本橋は、
家から歩いて10分ほど。
一番近い映画館です。

母は、この映画にひとかたならぬ
思い入れがあるようです。

実は、同じタイトルの実写映画が、
戦後すぐの1946年にフランスで封切られました。

詩人でもあるジャン・コクトーが、
演出・脚本を手がけた作品です。

日本での公開は1948年。
(戦後初の輸入フランス映画)

《美女と野獣(1946)》
http://movie.walkerplus.com/mv15358/

母は故郷の岐阜市の映画館で見たと言います。父親想いの末娘・ベル。
そして何より心ひかれたのは、野獣と
ベルに求婚する男の2役を演じたジャン・マレー。

宮殿(本物のお城)、調度、衣装などが素晴しく、
ジャン・マレーも、この世の人とは
思えぬほどの美しさと、
息をのんで見つめたとのこと。

母は末娘ということもあり、
勝手にベルと自分を同一視して、
ひとときのファンタジーの世界に
遊べたようです。

そうした良い体験があるため、
新しく作られたディズニー版が
どんな出来なのか、とても気になるよう。

もしかしたら母と同世代の人は、
そんな思いをもって、映画館に
足を運ぶのかもしれません。

ディズニー、実写版「美女と野獣」(2017年)
http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html

映画に限らず、こうした思い入れを持つ
本、演劇、音楽、絵画、彫刻といった芸術作品が、
あればあるほど、人生は豊かになるのかもしれませんね。

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