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小正月、小豆がゆと発酵あんこ。

2021年1月15日、「スッキリ!」をたまたまつけていたら、
「2021年最新の食トレンド予測!」の一つとして、
「発酵あんこ」を紹介していました。
https://www.ntv.co.jp/sukkiri/articles/17273b846xb5n1fu63ni.html

あなたはご存じですか。

これは、小豆をゆで、

糀で発酵させたものです。

砂糖を使わず、糀の甘さなので、
とても自然で健康によいそう。

番組では、炊飯器で作る
レシピも教えていました。

先日は、NHKのあさイチでは、
小豆の栄養を逃がさない
煮小豆の作り方を放送していました。

《12月1日
クイズとくもり ウラワザ発見!めんどくさくない「あずき」SP》
https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/201201/1.html

小豆、あんこが大好きなので、
どちらの放送も見入ってしまいました。

番組が終わった後、ふと今日が
1月15日小正月だったことに気付きました。

「そう。今日は、小豆に縁が深い日だった」。

わが家の親戚は、自分が小さい頃、
手広く商売をしていて、多くの人を雇っていました。
住み込みの人もたくさん。

そこの先々代が大阪で修行したので、
商習慣をはじめ、店の運営の仕方も大阪式でした。

その大阪式の一つが、1日と15日の
小豆がゆ(小豆飯)。

月のうち1日と5日の2日、必ず小豆がゆ
(小豆飯、赤飯)を食べるというものです。

小正月の小豆がゆは、全国で広く食べられ、
一年の邪気を払うとされているようです。

けれど親戚が経営する店では
上に記したように毎月1日と15日に
小豆の入ったご飯を出していました。

これは小豆には、ビタミンB1・B2・B6など、
ビタミンB群、ミネラルが多く含まれるので、
それらが欠乏すると発症する脚気を予防する
目的があったようです。


小豆の力―日本人の心と体を支えるもの


日本食糧新聞、百菜元気
《お祝い事、毎月1日にお赤飯 どうして昔の人はそうしていたの?
2010.02.10 175号 04面》
https://news.nissyoku.co.jp/hyakusai/tanakak20100208113918358

15日にお赤飯が出た時は、わが家にも
お裾分けが回ってきていましたね。

親戚の家も、住み込みの人がいなくなり、
経営の仕方も大きく変わったので、
1日15日の小豆飯はなくなってしまいました。

なんだかちょっと残念。

今日はちょっと間に合わないけれど、
明日、備蓄している小豆を煮ようかな。
週末、糀を手に入れ、発酵あんこも
作りたいですね。


発酵あんこのおやつ



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