「60代になったら、我慢してはいけない」と先輩からのアドバイス。その意味は。

映画館に入って映画を見始めました。
少し見ただけですが、自分の趣味嗜好に
全く合わない映画だとわかった。

あなたは映画を見続けますか。

食堂に入って、料理を注文した。
食べ始めたら、これがとんでもない味付けで
自分の舌に合わない。

あなたは、料理を食べ続けますか。

自分は昔なら、映画は最後まで見続けるし、
料理は最後まで食べ続けると答えたことでしょう。

しかし今なら……。

こんなことを書いたのは、
60代の先輩から、ある忠告をされたから。

その忠告とは、
「60代になったら我慢してはいけない」
というもの。

本当は、60代ではなく、どんな年代でもらしいのですけれど。

これは上の二つの問いに限らず、
自分の考え、趣味、嗜好に反する人、
モノ、ことに出会ったら、我慢せず、
やめるか、立ち去るか、付き合わないようにせよと。

なぜなら人生は、いやなことを
我慢して生きるほど、長くはないから。

ダメと思ったら、すぐに切り上げ、
自分がやりたいこと、すきなことに切り替える。
その方が人生を有意義に使える。

そもそもいやなことを我慢するのは、
ストレスになり、体にも精神にも悪いと。




和田秀樹さんは、60歳からは我慢しすぎない生き方が大切と。
例えば、60代の喫煙者。無理して我慢して喫煙を止める
必要はないとおっしゃっています。
自分は喫煙者ではありませんが、無理な我慢がかえって
良くないという理屈はよくわかりました。