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バンクーバー在住の友人のお土産は、自家製の固いスモークサーモン。

先日、バンクーバー在住の友人親子が
わが家にやってきて2泊。
昨日、関西に旅立ちました。

コロナ禍があったので、久しぶりの再会です。

今回、友人がお土産にもってきてくれたのは、
スモークサーモン。

といっても、

店で販売しているものではなく、
なんと自家製。

友人は、バンクーバーのとある島に
住んでいるのですけれど、そこには、
当然、ファーストネーションと呼ばれる
先住民がいます。

もう暮らして長いので、友人は、
ファーストネーションの人たちと仲良し。

晩夏から秋になると、ファーストネーションの
人たちが持つ漁業権(遡ってくる鮭をとる権利)により、
サーモンをたくさん収穫するのですね。

そうしてとったサーモンは、平等にわけ、
スモークサーモンなどに加工し、食料に
するんだそうです。

で、友人もそのサーモンをわけてもらった。

しかし、一人で加工するには、
大量なので、ファーストネーションを含む、
ご近所の人たちと一緒にスモークサーモン作りを
行ったとのこと。

事前にLINEで写真を送ってもらっていたので、
大体はわかっていたのですが、実際、話を
直接聞いてみると大変です。

あがった状態の鮭(ホワイトと呼ばれるシロザケ)を
一つ一つ開きます。
開いた状態の鮭に塩を
適度にまぶし、風に干す。

1日ほど干したら、今度は、燻製小屋に入れてつるす。
それから、何日もかけて、燻煙をかけるとのこと。

こうして最初の加工から出来上がるまで、
およそ8日間かかるそうです。

いや、もっと簡単にできる
と思っていたのですが、
やっぱり大変ですね。

鳥鍋の夕食の時に、その鮭の保存食を
頂いたのですが、いやー、スモークの香りと、
サーモンのしっかりした旨みが、かめばかむほど
出てきて、手がとまりません。

日本でも売られているスモークサーモンと
異なり、とことん水分を飛ばしていますので、
ビーフジャーキーみたいな固さです。

北海道に「鮭とば」という加工品が
ありますが、あれと似た感じですね。

そのままかじるのはもちろん、
ほぐしてオリーブオイルをまぶして食べたり、
クラムチャウダーならぬサーモンチャウダーに
したりと、いろいろな楽しみ方が出来るようです。

かなり大量に頂いたので、じっくり楽しみたいですね。

いろいろ話を聞いたら、
バンクーバーに行きたくなったなー。


B17 地球の歩き方 カナダ西部 カナディアン・ロッキーとバンクーバー 2023~2024 (地球の歩き方B 北米・中米・南米)




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