生のナッツなどローフードを食べる知人。

昨日、コーヒー豆やナッツ類を
自宅で焙煎、ローストしている
知人について書きました。

そうしたら別の知人から、
自分は、以前はナッツ類を自宅で
ローストしていたが、現在は、
できるだけ生で食べていると連絡がきました。

生のナッツ？

そうした生の食品を
食べるというのは、少し前に
「ローフード」ということで
話題になりました。

生で食べるのは、その食品に含まれる
ビタミン類、酵素などをそのまま
取り入れるため。

高温で加熱するとそうしたビタミン類、
酵素はなくなってしまうんですね。

生のナッツ。
ピーナッツは生のものが出回りますが、
他のアーモンド、カシューナッツなどは
余り見かけません。

そう思ったら、知人によれば、製菓材料を
扱っている店などでは、生のナッツを
当たり前のように取り扱っているとのこと。

確かに言われてみれば、わが家の近くの
富澤商店（コレド室町店は2023年8月に閉店）なんかには、
生のアーモンドなどが売られていたなー。

でそうした生ナッツを食べる前にすることがあるんだそう。

それは浸水（ソーキング）。

生のナッツ類は、発芽しないように冬眠状態になっている。
（発芽抑制）
それを目覚めさせるのが、浸水なんですね。

皮に含まれているタンニン、実の中のフィチン酸などを
少なくするという役割もあるとのこと。
（フィチン酸は、ミネラル類と結合。これがあると
ミネラルの吸収が悪くなる）

いやー、全く知らなかったなー。

浸水したナッツ類をそのまま食べる。
もしくはブレンダー、ミキサーなどで
細かく砕きミルク状にして飲むなどの使い方も。
（市販のアーモンドミルクを使ってラテを
作ったことはあるけれど……）

いやー、知らなかった世界だなー。

ローフードの世界。
面白そうですね。