ゴー語録。郷ひろみさん「他人と自分を比較しない。比べるのは努力した自分としなかった自分」

以前、この人生やり残しリストブログで、
今年、５５歳を迎えた郷ひろみさんについて
取り上げました。

最近、アルバムを出したことで、
各種のインタビューに答えています。

その中で印象に残った語録を。

オリジナルとカバーについて。
「オリジナリティは、百パーセントのコピーから生まれる」。

「中途半端だと物まね。でも完全にコピーするまでやると、
不思議なもので、自分のものになっているんです」

ご自身が大切にしてきたのは、オリジナリティだそう。

「年齢に惑わされない方が大事。五十代らしさなんてない。
『自分らしさ』しかないと、いつも思っています」

「必要なのは一にも二にも努力」

「昔から、他人と自分を比較したりしない。
無意味な優越感と劣等感が生まれるだけだから。
比べるのは、努力した自分としなかった自分」

この言葉は、美空ひばりさんの
「昨日の己に今日は勝つ」に
通じる所がありますね。

影響を受けたのは、フランク・シナトラの
歌い回しやマイケル・ジャクソンのダンス。

「マイケルの動きを研究していた、『あ、止まるんだ』と気付いた、
流れの中で絶妙に止まるからキレが生まれる。ヒントをもらった。」

これは、以前から私も気付いておりました。
ずーっとマイケルのダンスを見続けてきて、
最近、またDVDで見返しているのですが、
静と動、動いて止まった時のメリハリが
素晴らしいです。マイケルは。

また指揮者でも、素晴らしい指揮者は、
毎回、指揮棒が同じ所にぴたっと止まります。

歌舞伎の踊りの世界で、
感心したのは、坂東玉三郎さん。

手、足が気持ちの良いところで、
ぴたっと止まり、また動き出します。

歌舞伎座の最後の公演での、
道成寺の踊りは、
他の方とは異次元でした。

また役者の足さばき。

名人は足が、地（舞台）に
吸い付いたように止まり、決まります。
ずーっと足の動きに注目して、
見ていたことがありました。

郷ひろみさんの「ゴー語録」、
今後も、いい言葉を見つけたら、
記してみたいですね。

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