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スティーブ・ジョブズ氏、亡くなる。「今日が人生最後の日と思って過ごせ」。

アップルの共同創業者の一人で、
カリスマ経営者であったスティーブ・ジョブズ氏が、
10月5日、亡くなりました。
56歳でした。余りにも早すぎる死です。

このブログでは、二度、彼のことについて記しています。

「毎日、その日が人生最後の日のように生きるなら、いつか必ずひとかどの人物になる」。スティーブ・ジョブズが出会った言葉。
アップルのスティーブ・ジョブズ氏の最高経営責任者辞任に思う。

彼が、2005年スタンフォード大学の
卒業式(学位授与式)でした名スピーチの一節の中から、
死、人生について述べた部分をご紹介しています。

「毎日、その日が人生最後の日のように生きるなら、
いつか確実に、ひとかどの人物となるだろう」
「今日が人生最後の日だとしたら、
今日やる予定のことをしたいとおもうか?」

この考え方は、ユダヤ民族が語り伝えてきた教えのようです。

《一日一日が全人生であり、さらには一分、一秒が全人生なのだ。 
最後の日だと思ったら、人間はその日をもっと充実した実り豊かな
一日にしようと努めるだろう。 
そして、最初の日であると思ったら、力満ちて、新鮮な一日を送ろうとするだろう。
あなたが生きているのは、今の一瞬でしかない。
一瞬一瞬に生きているのである。》


一瞬一瞬に生きる。今、一瞬を生きる。
ガンに体をむしばまれ、スティーブ・ジョブズ氏は、
より一層、そう思ったことでしょう。

誰も彼のような業績を残せるとは限りませんが、
一瞬一瞬を一生と思い生きる。
今日が人生最後の日であり、最初の日であると思って生きる。
そう胸に刻んで、日々を過ごすことは出来る事かもしれません。

最後に、上の式典でした彼のスピーチの中から、
死に関する部分をもう一度。

《自分がもうすぐ死ぬということを自覚しておくことは、これまで私が出会ってきた中で、
人生で大きな決断を下す手助けになる最も重要な道具だ。なぜなら、ほぼすべてのこと、
すべての外部からの期待、あらゆるプライド、恥や失敗に対するいかなる恐れも、
死の恐怖を前にすれば消え去り、本当に重要なものだけが残るからだ。
いつか死ぬということを覚えておくのは、自分が知る限り、何かを失うと考えてしまう
落とし穴を避ける最善の方法だ。あなたはすでに裸だ。自分の心に従わない理由はない。

 時間は限られているのだから、ほかの誰かの人生を生きることでそれを無駄にしてはいけない。
他人の考えの結果に従って生きるというドグマにはまってはいけない。自分の内なる声を
他人の意見でかき消されないようにしよう。》

哲学者のように深い言葉です。

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