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ランニングよりウォーキング。昼より夜がいい? 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生。

毎日1時間を目標にウォーキングをしています。
夏は朝、夜、冬は日中をと心がけているのですが、
最近は、夜が多くなりました。

先日、順天堂大学医学教授の小林弘幸教授の
本を読んでいたら、自律神経を整える運動として、
ウォーキングを勧めていました。

小林教授は、自律神経研究の第一人者。

交感神経と副交感神経の自律神経の乱れが、
病気、体調を悪くすることから、
二つの自律神経のバランスをとることを
述べられています。

中高年は加齢、ストレスで、
特に副交感神経が下がり、自律神経が乱れやすいので、
食事、入浴、睡眠の取り方で、
副交感神経をあげる工夫が必要とのこと。

では運動は?

小林教授が勧めているのは、
ジョギングより、ウォーキング。

なぜなのか?

それは、ジョギングは浅い呼吸になるのに対し、
ウォーキングは深い呼吸ができるため。

呼吸が浅く、速いと、副交感神経のレベルをさげ、
血流が低下。免疫が悪くなり、老化をもたらすと。

一方で、深い呼吸をすると、副交感神経のレベルがあがり、
血流が増え、体のすみずみまで、
酸素と栄養が運ばれるとのことです。

小林教授のいう深い呼吸とは、
4秒かけて鼻から息を吸い、
8秒で口から息を吐くこと。

この呼吸ができるよう、速さは時速4キロ程度。
ゆっくりを意識し、一定のリズムで、
30分から1時間程度、歩くのが良いとのこと。

歩く時間帯は?

朝よりも夜を勧めておられます。

朝は交感神経高い時間帯。
血管が収縮し、筋肉が硬い状態で、
けがをするリスクが高いこと。

一方で、夕方以降は副交感神経が優位に。
夕食後、就寝1時間前に軽い運動をすると、
末梢の血管が開き、全身の血流が良くなり、
睡眠の質が高まったり、肩こり、腰痛の軽減に
つながるとのこと。

なるほど。
夜だと足下が暗かったり、治安の問題もあったりするので、
その辺りも考えながら、ゆっくりとウォーキングをした方が
よさそうです。


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