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吉村作治さんの父上の言葉。「人生は勝たなきゃだめだ。勝つというのは……」。

エジプト考古学者の吉村作治さん。

2014年4月1日、日本経済新聞夕刊の
《それでも親子》に登場しています。

《エジプト考古学者 吉村作治さん 見て見ぬふりして見守る》
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO69141890R30C14A3NNMP00/
(全文読むには登録が必要)

手書き友禅染の職人だった父上、
そして一緒に仕事を手伝っていた母上のことを
語っていらっしゃいます。お二人ともよく働き、休むことを知らなかったそう。
このため吉村さんは今でも毎朝6時に研究所にきて、
仕事をしているとのこと。

エジプト人と結婚するときだけは、
少し反対したというものの、
エジプト考古学を志した時もすべて、
「作治が決めたことだから」と認めてくれたそう。

吉村さんは、
《父母は僕のコンシェルジュ、決してノーとは言わず育ててくれました》
と感謝をしています。

最後に、父上の言葉を紹介しています。

《父がよく言っていたのが「人生は勝たなきゃだめだ。
勝つというのはやりたいことをやったと死ぬと時に言えることだ」。》

人生に勝利したか否かは、
地位や名誉、お金ではなく、
自分が死ぬときに「やりたいことをやった」
と満足して言えるかどうか。

確かにそうかもしれませんね。

吉村作治さんは、発掘でいくつもの発見をし、
エジプト考古学を日本に定着させています。

小学4年のときに、
「ツタンカーメン王のひみつ」を読んでいらい、
抱き続けた、考古学者になりエジプトに行くという夢。

それを見事に実現していらっしゃいます。

「やりたいことをやった」と言える人生ではないかと思います。

そうしてそれをやり遂げられたのは、
お父様のこの言葉が大きな力になっていたのではないでしょうか。

ポプラ社から2003年に出版された
《父の遺した言葉》、目次が掲載されています。
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80001020


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