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ポン酢大好きな知人。自作にのりだし、奥さんに叱られる。

鍋の季節。
ポン酢の出番も増えるのでは
ないでしょうか。

わが家では、以前は母が、
大手メーカー品を購入。
それを使っていたのですが、
近頃は、大阪、高知、徳島などの
地方メーカーの品を1本ずつ買い、
微妙に異なる味わい、香りを楽しんでいます。

知人一家は、冬と言わず、一年中、
ポン酢を愛好しています。

通常の醤油に比べ減塩になり、
風味が豊かで食欲を刺激してくれる、
お酢が体に良いなどの理由で、
何にでもポン酢をかけているそうです。

でお宅には、日本各地(西日本がほとんど)の
ポン酢がずらりと勢揃いしていて、料理や
気分によって使い分けしているんだとか。

そんな中、そこのご主人が、ついに
あることに乗り出してしまったのです。

それはポン酢の自作。

基本的には醤油、出汁、お酢、
果汁(ゆづ、スダチなどの柑橘類)などを
混ぜるだけだから、一般家庭でも、
たいした装置もなく出来ると思ったんだとか。

奥さんには了承を得ず、準備開始。

高知からは実生ゆづ、徳島からはスダチ、
大分からはかぼすなどを箱単位で取り寄せ、
醤油、みりんも千葉や愛知から一升瓶単位で
発注したとのこと。

一番大変だったのが果汁搾り。
すべて手搾りで果汁を得たんだそう。

鰹節と昆布で出汁もとり、すべての材料が準備完了。

あとは、自分なりのブレンドで混ぜるだけ。

インターネットなどで割が書いてあるのを
参考にしながら、少しずつ調合を重ねていったと
言います。

やっているうちに、どんどん量が多くなってしまった
のだとか。

で、なんとか配合し終えた翌日、
試しにだまって奥さんに出してみたところ、
奥さんからは、「何これ、どこの? 酸味の
角が立って、全然練れていない」と大きな文句が出たそう。

自分で作ったものの、改めて実食してみると、
確かに奥さんの言うとおり。

そう、ポン酢ってたしかに混ぜれば完成ですけれど、
おいしくするには、時間をかけて寝かさなければ
いけないんだそう。

時間をかけることで、それぞれの調味料、果汁などの
角がとれ、バランスがとれてくるとのこと。

最低3ヶ月はかかるんだとか。

一升瓶何本分も大量に自作したポン酢。
台所には置くところがなく、結局、
独立したお子さんの部屋(冷暗所?)に
保存しているそうです。

いやー、どんな味になるんでしょうね。

楽しみですが、この知人。
以前は、豚骨ラーメンに凝っており、
家で豚骨スープをとり、家中いや、
ご近所中をあのすごい豚骨の臭い公害を
巻きちらした前科の持ち主。

奥さんは、その時よりは、ましだと
話しているそうですが、今後一切、
ポン酢の自作は禁止ときつく
言い渡されているそうです。

○コストも後で計算したら、一番その家で
 気に入っている高価な市販品の10倍ほど
 になっていたとか。



追記
2019年12月5日、
とんこつラーメン、ポン酢のほか、
つい最近では、スパイスカレーにも手を出しているそう。
錦糸町にスパイスカレーの名店があるんだそう。
(スリランカカレー?)
様々なスパイスを買い集め、
様々なカレーを作っているみたいです。
聞いた顛末は、近々、書きます。
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