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バーでウィスキー修行に来ていた知り合いの若者。マンションが買えるウィスキー所有。

あなたは、今、国産ウィスキーが大変な高値に
なっていることをご存じですか。

サントリー、また秩父のイチローズモルトなどは、
香港のオークションサイトなどで、数千万円、
中には億の値段がつくものも。

日本のウィスキーは、質がよいため、
日本人だけでなく、世界のウィスキー愛好家、
コレクターからの需要が高いのに、生産数が
限られているので、
こんなとんでもない値段を付けているんだとか。

で、数年前に友達から紹介されたある若者の話。
彼は友人が親しくしている、山陰地方の宿泊業を
営んでいる一家の息子さん。

将来的には、その施設を継ぎことを決意。
しかし新たに本格的なバーを施設に加えたい
ということで、東京駅の近くのある有名なバーに
修行に来ています。

その若者を友人から紹介され、そのお店や、
彼が勉強のために通っている日本橋のバーで
何度か、一緒に飲みました。

彼は東京の名だたる有名なバーを勉強のため
訪れていたのですが、もう一つ、行っていたのが、
醸造所巡りと、ウィスキーの購入。

今、日本には小さなウィスキーの醸造所がいくつも
出来ているんだそうです。
訪れて話を聞き、あればそこのウィスキーを買い求める。
生産数が限られていて、抽選や特定の酒店でしか手に
入らないのだそうですが、勤めているバーのコネ、
実際に足を運び、話を聞き、直接、生産者の知り合いと
なることで、特別に定価で譲ってもらったりしていたそう。

そんなこんなで、バーで働き稼いだお金は、ほとんど
そうした醸造所巡り、ウィスキーの購入に充てていたと
いいます。

そうして買い集めたお酒がかなり貯まってきたので、
整理し、データベース化、一部を実家に送ろうとしたと
いいます。
そうしたら、そのウィスキーコレクション。
オークションやネットでの価格が、上に記したように
とんでもない価格になっていたことに、今更ながら、
気付いたと。

かけたお金が数年間で数百万(それでもすごいが)。
その時価は、なんと東京都の中心部で立派な
新築のマンションが側近で購入できるほどだとか。
(数千万円以上億以下か)

このコレクションはお金目的ではなく、
将来、自分が経営するバーでの在庫にするため。
また自分のバーテンダーとしての経験値を
あげるためのもの。
その欲のなさが、逆にこうした幸運を
もたらしたのかもしれません。

売るつもりはないとのことですが、
一部はバー建設の費用に充てるかもと
迷っているそう。

まあ、真面目で夢の実現に萌える彼のことなので、
道を誤ることはないと思いますが、あと何年かして、
彼のご実家にバーが出来たら、友達と一緒に、
そのバーと彼が集めたコレクションの一部を飲みに
訪れたいですね。


日本産ウイスキー読本―スコッチよさようなら……国産ウイスキー時代の開幕



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