趣味だったレザークラフトでネットショップを開いた知人。今後はオンラインの講座も。

我が家の最寄り駅は、浅草橋駅。

その周囲は、ビーズ、レザーの問屋、
お店などが数多くあり、物作りが
好きな方が大勢、訪れる場所です。

同年代の知人は、かなり前になりますが、
浅草橋、お隣の蔵前に、レザーを仕入れに
よく来ると教えてくれました。

一般的な牛皮のほか、


他の動物の皮、特殊な加工をした皮革、
海外（イタリア製がよいらしい）の皮革など、
様々な製品が豊富にあるんだそう。

現在は、ネットでも販売されていますが、
皮革の場合、実際に現物を見てみないと、
傷、しわなどがわからないので、やはり
実物を見に訪れるのだそう。

その知人は、学生の頃から手先が器用で、
趣味のアウトドアに使うものを手作りしたり、
レザーでナイフケースなどを作っていました。

30代から50代は、仕事が忙しかったので、
趣味やレザー製品作りからも離れていたのですが、
50代後半になり、時間が出来たので、
また趣味、レザー製品作りに復帰したとのこと。

あるとき奥さんが彼が手作りしたシンプルな
バッグをもって、友人のお宅のティーパーティーに
行ったところ、参加者から、バッグの素晴らしさを
ほめられ、入手先を訪ねられたんだとか。

夫の手作りと答えると驚かれ、
もちろん有料でいいので、
自分にも作って欲しいと頼まれたとのこと。

納期はおまかせで、素材など実費に
少し加えたくらいのお金で引き受け、
作ってあげたところ、そこから評判が
広がり、次々と注文が入ることに。

友人の友人、そのまた友人と
全く知らない人からの依頼が入るようになり、
それは、さすがに本意ではないので、断るように。

しかしそれはもったいないと奥さんの知人で、
すでに手作り製品でネットショップを
開いている人から、直接注文を受けられる
ネットショップを開くことを勧められたとのこと。

本人は渋っていたのですが、
仕事にさらに余裕が出来たこともあり、
本格的にレザー製品作りに打ち込むことに。

そしてついに奥さんと一緒に
ネットショップを開いたんだそう。

いやー、最近、多いですね。
手作りの製品を販売するネットショップを開いている人。

無料か格安でネット知識がほとんどない素人でも、
ネットショップを開設できるサービスがいろいろ
できているんですね。

ただ、競争率も高く、何か特徴がないと
なかなか売り上げも伸びないよう。

彼の場合は、すでに友人、知人たちが、
彼の手作り製品を使っていて評判が
良かったので、口コミからネットに
広がっていったようです。

製品を購入した人からは、
キットやレザー制作をオンラインで
教えて欲しいとの要望も
寄せられているとのこと。

自分の経験が役煮立つならと、
オンラインの講座も近々、開きたいと。

一般の人が、そうしたことが簡単に
出来る世の中になったと感心しました。