父の日にひまわり。2021年は2割高。いつからひまわりを。

母の日に比べ、なんだか影が薄い父の日。
6月20日ですね。

それに関連した記事が新聞に掲載されていました。

父の日のプレゼントのひまわりが、
2021年は、2割高なんだそう。
産地の
北海道が天候不順で生産が減少しているのが
原因と記されていました。

いやー、いろいろと知らないことだらけ。

まず母の日のカーネーションは、
知っていたのですが、父の日には、
ひまわりをプレゼントするんですね。

自分が小さい頃は、かろうじて、
父の日というのは一つのイベントして、
定着しつつあったのですが、
花のプレゼントというのは一般的ではなかったですね。

ネットなどで調べると、このひまわりというのは、
日本ファーザーズデイ委員会が主催する
「父の日・黄色いリボンキャンペーン」に由来するとのこと。

そもそも英米では「黄色」は「魔除け・厄除けの色」。
そして「愛する人の無事を祈る色」なんだそう。

映画ではないですが、兵士の家族は、家に黄色いリボンを
掲げて、無事の帰還を願う習慣があったとのこと。

そこから、日本ファーザーズデイ委員会は、父親を
応援するため
「父の日に黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろう」
とのキャンペーンを実施したんだそうです。

さらに、父の日にも母の日と同じく、
花を贈ろう。その花も黄色いもの……。
この季節、黄色といえば……ということで、
ひまわりとなったんだそうです。

いやー、初めて知りました。

なおもともと父の日の提唱者であるドット夫人は、
父の墓前に白いバラを供えていたそう。

なので、もともとの父の日の花はバラ。
ドット夫人にちなみ、父親が生きていれば赤いバラ。
亡くなっている場合は白いバラなんだとか。

生前と亡くなっている場合に色が違うのは、
母の日と一緒ですね。

で、日本では、上に記した日本ファーザーズデイ委員会の
父の日黄色いリボンキャンペーンで、バラの色は黄色に
なったようです。

なので、日本の父の日の花は黄色いバラ、
そしてひまわりが主流みたいです。

個人的にちょっと気になるのが、
黄色のバラの花言葉。

以前、聞いた話では、
「あなたを愛します」
という意味がある一方、
「嫉妬」「あなたは誠意がない」
という意味もあるんですね。

なので、黄色のバラはプレゼントにしない
と誰かから聞いた覚えが……。

《トクダス》
《黄色いバラはプレゼントに最適か？　天皇陛下と習中国国家副主席との会見の席で黄色いバラが。》

長くなりましたけれど、
続いての新しい知識。

それはひまわりの大生産地が北海道ということ。

もう数十年前になりますが、
大学時代の夏休み、北海道を旅しました。

どの辺りか忘れたのですが、一面のひまわり畑がありました。
なので北海道にひまわりがたくさんあるとは知っていたのですが、
生花として栽培されていたとは。
ひまわり油をとるために栽培していたのだと思っていました。

《北竜町ひまわりの里（北海道のひまわり畑）》
https://portal.hokuryu.info/sunflower/
《北海道の美しいひまわり畑10選！黄金の絶景や見頃の時期を解説！》
https://traveroom.jp/hokkaido-himawari

残念ながら、北海道各地のひまわり畑での
イベントなどは、今年2021年も中止のようです。

いやー、来年の夏は、数十年ぶりに、
あの燃えるような黄色一杯のひまわりを
眺めに北海道を訪れたいものですね。

《ひまわり》
《ヒマワリは観賞用としても栽培されるが、作物としても重要な植物で、
種実を食用や油糧とするため、また、秋には緑肥用作物として
土にすき込むために栽培されている。北海道では、このような
緑肥用の栽培が盛んに行われており》
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tkn/hana/flower/hh006.html

〇香港に行ったとき、あるバーを訪れた。
　そこでは大きなガラスの器に、
　ローストしたひまわりの種が一杯に。
　それは無料のおつまみ。みんな勝手につまんで、
　皮を床に捨てていた。あのバー、今でもあるかなー。