地方に住む知人二人、ついに電気自動車に。その理由は。

町内にあるガソリンスタンド。
もう50年以上、経営していたのですが、
今年、閉鎖し、設備はそのままで、
コインパーキングになっています。

わが家の周辺のガソリンスタンド。
以前は小さい店がいくつもあったのですが、
ここ20年くらいの間に次々と姿を消しています。

経営していた方に伺うと、
都心だと、車を持つ人が減り、
かわりにカーシェアなどがふえ需要が減少。
小規模なガソリンスタンドは、
コストも高いので、経営がなりたたないのだそう。

最近加わった理由は、ガソリンエンジン車から
電気自動車への大きな変化。

今の法規では、ガソリンスタンドに
充電設備は設置できないんだとか。

またスタンドの設備の更新にかなりの費用が
かかるため、更新の時期を機に廃業を
決めるところが多いようです。

ガソリンスタンドの減少は、
都会だけでなく、地方でも同じ。

以前、岐阜の飛騨地方に住む親戚宅に泊って、
車であちこち連れて行ってもらった時、
なじみのガソリンスタンドが、自宅から
10キロ以上離れていたことに驚きました。

そんな折、東北の二つの町に
別々に住む知人二人から便りがありました。

なんと驚いたことに、二人とも車を
電気自動車にしたとのこと。

理由もほぼ一緒で、一番近いガソリンスタンドが
廃業し、今後のガソリンの供給に不安を持ったこと。
また災害時に役に立つという理由もあげていました。

また初期費用は高いですが、メインテナンス、
維持費もガソリン車に比べて安いことも
選択を後押ししたとのことです。

いやー、電気自動車への変化は、
もっと時間がかかると考えてましたが、
想像以上に早くEV化が進むかもしれませんね。

〇自宅で充電できる。
　停電時に電源車となる。

〇22年度、各社から軽自動車のEVが発売予定。