「空也のもなか 」「村上開新堂のクッキー」。転売ヤーの被害にあった従兄弟。

ネットを眺めていたら、
《100円ショップのアイテムを“450円”で出品！
主婦「転売ヤー」の危うい手口とリアルな儲け額》
https://news.infoseek.co.jp/article/jprime_23701/?tpgnr=life
との記事が。

ガンプラ、ポケモンカード、
通販はしない有名菓子店の菓子などを、
ネットで転売ヤーが
販売しているとの内容です。

その記事中に取り上げられていたのは、
「空也のもなか 」「村上開新堂のクッキー」。

どちらも人気で入手困難、
店でしか販売されていません。
なので、ネットで販売されているものは、
すべて転売ということになります。

この記事で思い出したのは、
ある日本有数の歴史を誇る
老舗菓子店のこと。

ずいぶん前になりますが、
家族が病気になったものの、
無事回復しました。

それを知った従兄弟が
回復祝いの品を贈ってきました。

包みをあけたら、その老舗の看板商品でした。

けれど、なんだかおかしい。

確かに中に入っていた商品は、
その老舗のものなのですが、
外側の包み紙がおかしいのです。

お礼の電話をして事情がわかりました。

従兄弟は京都の山中に住んでいます。
京都市の街中まで出かけるのは結構大変。

そこで、ネットで菓子を購入することに。
それがどうもその老舗のネットショップではなく、
別のサイトだったんですね。
（その老舗は上の2店と異なり、ネット販売している）

そこに家族が好きな菓子が出品されていたので、
そのサイトで買い求めたとのこと。
値段は買うときは気にしなかったようです。
（後で直営サイトを確認すると別のサイトの方が高かった）
というか、その店が出品していたと思ったようです。

従兄弟は、転売ヤーが出品したものを
買ってしまったという訳です。

その菓子は日持ちがするので、
十分に食べられたのですが、
上のことを知った家族は、
決して口にしようとはしませんでした。

食べ物は口に入れる物だけに、
転売は、ちょっと怖いですね。

自分は、食べてしまいましたが……。

でもこうした転売は、需要と供給の
アンバランスがある限り、なくならないんだろうなー。