SSブログ

学校にクスノキがよく植えられている理由。ショウノウ、カンフル。

あなたの通った小学校に、
クスノキはありましたか。

2022年4月16日、編集手帳。

《小学校の校庭に大きなクスノキがあった。
ある随筆に「くすのき学問」という語を見かけ、
この木が学校によくある理由に思い当たった。》

「くすのき学問」(楠学問)は、《「進歩は遅くとも堅実に成長を」》と編集手帳では
書かれていますが、クスノキは、成長はゆっくりですが、
大きな木になることから、進歩はゆっくりでも、
堅実に成長して行く学問のことを言います。

ついでに言えば、この逆は「梅学問」。

自分が通っていた小学校にもありましたね。
(ヒマラヤスギ、桜などもあったけれど)

クスノキで思い出すのは、その小学校のものよりも、
隣接した神社のクスノキでした。

樹齢はわかりませんが、かなり太くて高く、
この土地の守り神のような存在感がありましたね。

クスノキは、西日本に多く、
特に九州は、巨樹が多いことで知られます。

特別天然記念物に指定されている巨樹の中では、
クスノキが一番多いとか。

ちなみに、日本で最大の木は、国の特別天然記念物に
指定されているのは、鹿児島県蒲生町にあるクスノキ。

以前にも記しましたが、
クスノキ(樟)からは、樟脳がとれます。
昔は家のタンスに防虫剤として樟脳が
はいって、特有な匂いを放っていましたね。

そして夏祭りの屋台で
売っていたのが、樟脳舟。

ご存じですか。
最近ではとんと見ないので、
若い方はご存じないでしょうね。

ブリキの小さなおもちゃの船。
船尾に、小さな樟脳の塊を置く。
水と反応すると樟脳舟は動き回るんですね。

よく遊んだなー。
いやー、懐かしい。

神社の楠は少し前に
会いに行ったのですが、
母校の楠はまだ。

訪れてみたいですね。

〇2022年1月16日の産経抄の冒頭でも、
 梅の木学問と楠学問について書かれている。

《梅の木は成長が早い分、大木に育つことなく樹勢が止まる。
楠(くすのき)は大きく育つものの歩みは遅い。
それゆえ「梅の木学問」といえば、学ぶ速度は速くても
大成せずに終わることを指し、その反対を「楠学問」という。》
https://www.sankei.com/article/20220116-NTSKDBODSFK7RMY6V2WWZHH4KY/

人生やり残しリスト
№13 自分の木を植える。もしくは自分の木を決める、見つける。
《トクダス》
菅総理がブログを始める。タイトルは、「KAN-FULL BLOG」。カンフルとは?


日本一の巨木図鑑―樹種別日本一の魅力120 (列島自然めぐり)

国産の樟脳、販売されていますね。
防虫、防かび効果が高いよう。
昔からのものですから、エコ、安全ですね。
知人のお母様は、和服の防虫に使っていらっしゃるそう。

藤澤樟脳 252g (7g×36個)


「日向しょうのう 結晶粉末 150g」 -樟脳 しょうのう 防虫剤 防虫 虫除け 消臭 アロマ 芳香 樟 楠 クスノキ 国産 天然 衣替え 着物 桐箪笥 雑貨-

エッセンシャルオイルもあるんですね。

ウチノショウノウ 樟脳オイル 10ml 100%天然成分 和製精油 クスノキ 楠 樟 天然樟脳 エッセンシャルオイル



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。