SSブログ

沖縄返還50年と与論島の星の砂。

2022年5月15日、沖縄が返還されて50年。
様々な行事が催され、新聞テレビなどで
特集が組まれています。

それらを見聞きしながら、思い出したのは、
沖縄ではなく、鹿児島県の与論島の星の砂です。

沖縄返還前、まだ沖縄に行くには、
パスポートが必要だった時代。

お隣のお兄さんは、高校を卒業。
その記念に同級生と卒業旅行に
行こうということになったそう。

第一希望は、沖縄。
けれど旅行は難しかったので、
沖縄に一番近い場所に行くことに
なったとのこと。

それが鹿児島県の最南端の
与論島(よろんじま)でした。
(観光面での読み方は「ヨロントウ」)
http://www.yorontou.info/

沖縄が返還されるまで、与論島は
「日本最南端の島(場所)」「日本のハワイ」
などとうたい、観光振興を行い、人気だったんですね。

日本の一番南に行きたいとの考え抱いた人は、数多く、
特に10代20代の若い人が与論島に行くことが
ブームになっていました。

当時、自分は小さかったので、そうしたことは、
もちろん後になってから教えてもらったのですが。

ともかくお隣のお兄さんが、同級生と
与論島に長い日にちをかけて行ったのです。

帰ってきて、お土産をくれました。
それが、与論島の砂浜にあるという
星の形をした星砂でした。

海の青さと白い砂浜。
島の中でも一番きれいとされる、
百合ヶ浜で年齢の数だけ「星の砂」を
拾うと幸せになれる(好きな人と結ばれる)
というロマンチックな伝説も教えてもらった記憶が。
(それとも後付けかなー)

小さなガラスの筒に入った星砂。
(おそらく拾ったものではなく、
お土産で売られていたものだと思う)
目を近づけて、じっくり見つめると、
まさに星の形をしていました。

またお兄さんによれば、その与論島の高台から
遠く南の方を見ると、沖縄本島の島影が見えたんだそう。

そこで友達とともに、返還されたら、
今度はみんなで沖縄に旅行しようと
誓い合ったとも。

その話を聞いて、自分も大きくなったら、
与論島に行って、星の砂を拾い、そこから
沖縄の島影を眺め、さらにそこから沖縄に
渡ってみたいと思ったものです。

中学か高校の時、上の話は本当かと疑い、
地図で調べたのですけれど、
与論島の最南端と沖縄本島の最北端は、
直線距離でわずか20㌔ほど。
確実に島影が見えるということがわかり、
ますます行きたいという気持ちが高まりました。

大学生、社会人になって、その機会は
何度もあったのですが、沖縄へは行くけれど、
与論島を訪れることはなく、今に至っています。

コロナ禍が収まったら、行きたい場所は
何カ所もあるのですが、この与論島、
そこから沖縄へ渡る旅は、
かなり優先度が高いですね。

〇お隣のお兄さんは、鹿児島からフェリーで
 奄美大島などを経由して与論島に。
 現在は、沖縄に飛行機で渡り、そこから戻る形で
 フェリーで与論島に行くのが一般的なようです。


週末1泊2日で行く与論島 写真集




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。