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メロンのめぞろえ会で思い出した親戚の農家のこと。

2022年5月18日、お昼過ぎにNHKの
ニュースで、栃木県真岡市のメロンの
目揃え会のことが取り上げられていました。

《メロンの本格出荷へ生産者が品質などの基準を確認 栃木 真岡
05月18日 12時42分》
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220518/1000080001.html

あなたは、この「目ぞろえ会」のことをご存じですか。

目ぞろえ会とは、記事にも書かれていますが、
農産物を出荷する前に、出荷規格、選別基準などを
関係者の間で確認する会のこと。

メロンに限らず、農産物では、それぞれ色、大きさ、
糖度など、出荷規格、選別基準が決められています。

同じ作物、品種なら、その基準に沿ったものが
出荷されていないと、消費者は困ります。

品質にばらつきをなくすことで、
消費者は安心して、そうした作物を
美味しくいただくことができるわけです。

メロンの場合、着色、果形、収穫時期、
出荷時期などの目安があるようです。

この「目ぞろえ会」で思い出したのは、
親戚のみかん農家のこと。

10月くらいのみかんの出荷前に、
その地区の生産者が集まり、
目ぞろえ会を行い、地域のみかんの
品質、基準の統一をはかり、ばらつきを
なくすのですね。

親戚によれば、一度、それぞれの農家ごとに、
各規格ごとに選別して出荷。

集果場で、さらにそれを集めて選別にかける。
その時代、すでに自動選果機があったので、
それで正確に分けていくのですね。

さらに今では、外から糖度が測れる機械で、
より細かく正確になっているみたいです。

なので昔に比べると、この目ぞろえの
意味合いは下がっているのかもしれませんね。

〇千葉の漁師さんの所でも、あさり、はまぐりなどの
 貝類で、主に大きさをもとに選別していた。
 伊勢エビなども大きさ、重さ、殻の硬さ、脚、ひげが
 欠けていないかなどで等級分類していた。

これら農産物、魚介類とは全く別ですが、
基準を統一するという意味で、
「目ぞろえ会」と同等なことを行ったことがあります。

それは、試験、特に論述式の採点の前の
採点基準の統一です。

出題した先生が大まかな採点要素、
部分点などの目安を作ります。

それをもとに採点をしていくのですが、
1点2点が合否を分けるだけに、
論文式の採点は、一人だけでなく、
二人で行うことも。

大きく採点が異なる場合は、
さらに上のチーフを入れて、
採点について協議することもありました。

今は、どんな風に行っているんでしょうか。



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