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静岡バス横転事故。ブレーキの使いすぎが原因。若い時の危機一髪。緊急避難所。

静岡バス横転事故から1週間。
その原因が山中の下り坂で
ブレーキを使いすぎ、ブレーキがきかなくなる
いわゆるフェード現象であると発表されています。

この事故とブレーキの多用で
ブレーキがきかなくなるとの文字を
読むと、若い時の危機一髪の出来事を思い出します。

免許をとって数年。
仲間、先輩と一緒に長野県を
ドライブしました。

交替で運転をしていたのですけれど、
志賀高原からの下りで自分の番に。

夏で天気も良く、周囲の景色も上々。
最高のドライブ日よりと場所で、
気分も高揚していました。

延々と下り坂が続くのですが、
いつの間にかスピードが出すぎたよう。

その都度、ブレーキを踏み、速度を落とします。
けれど下りなので、どうしてもスピードが出る。
またブレーキを踏む。
そんなことを繰り返していたら、突然、ブレーキを
踏んでも、スピードが落ちなくなりました。

すぐに道場した仲間、先輩に告げました。
そうしたら、先輩が、「ブレーキの使いすぎ。
フェード現象。エンジンブレーキを使え。
もうすぐ緊急避難所があるから、そこに入れろ」と。

緊急避難所(緊急待避場)は、こうした下り坂が長い道路に
設けられているもので、本線から分離していて、
砂利が敷き詰められていて、上り坂になっています。
そこに突っ込めば、ブレーキが故障したり、
効かなくなった車でも止まることができます。

ただ突っ込むときに、結構な衝撃があり、
車が故障したり、乗員が怪我をする場合も。

で、エンジンブレーキを使うことで、
スピードが徐々に落ち、緊急退避所の前には
かなり減速していました。

それでも念のため、そこに入れたら、すぐに停車。
幸いなことに、車のダメージも乗っている人にも
怪我はありませんでした。

そこでしばらく時間をつぶし、ゆっくりと脱出。
本線に復帰し、無事、その日のドライブを
終えることができました。

いやー、こんな経験は一度きりですが、
山道で下り坂を運転する時は、かなり
気をつけるようになりました。

今は、ほとんど運転しませんが、
車、運転に詳しい友人に言わせると、
最近の車は性能があがり、ブレーキの
放熱性、パッドも良くなっているので、
こうしたフェード現象も起きなくなっているそう。

しかし、性能があがっても、フットブレーキの多用は
事故の原因にもなるので、気をつけないと
いけないことには変わりはありません。


カラー図解 あなたの


〇アメリカで、下り坂でブレーキがきかなくなった
 大型車をとめるランナウェイ・トラック・ランプを
 見たことがあるなー。
 これは道路の真ん中に砂利、砂が敷かれていて、
 そこに突入することで、車を止めるというもの。



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