めんつゆとポン酢の達人が教えてくれた、かけるだけ漬けるだけの簡単レシピ。

もうずいぶん前になりますが、
渋谷の取引先の近くに年配の女性が
経営していた小料理屋がありました。

取引先の人が毎晩のように通っていた店。
一つ一つ出てくる料理が、どれも美味しい。
何より財布に優しいのが嬉しい。

あるとき、突き出しに出てきたのが、
アボカドのスライス。

なんでこんなものがと思って、

口にしたら、しっかりとわさびしょうゆ味がついていて、
食感もとろっとしていて、非常にうまい。

思わずお代わりをもとめたくらいでした。

野暮とは思いながら、作り方を聞いたら、
あっさりと教えてくれました。

それは、冷凍のスライスのアボカドを買う。
タッパー容器に入れる。
そこに市販のめんつゆをかける。
適度にわさびをいれて、つけ込み。
3～4時間でできあがり。

こんなに簡単に美味しいつまみが
できるなんて驚きで、以来、わが家でも作っています。
（わさびのかわりにラー油などで変化をつけてもよい）

ほかに教わったのは、プチトマトのめんつゆ漬け。
これもプチトマトを半分に切って
漬け込むだけという手軽さながら、
簡単に一品ができあがります。

独身の友人も、めんつゆ、そしてポン酢を愛用。
その使い方は達人レベルです。
（めんつゆは濃縮タイプではなく、
そのまま使えるストレートタイプを使う。
その方が一手間省けるから）

〇卵黄のめんつゆ漬け
　小さな容器にめんつゆを入れる。
　そこにそっと卵黄のみをいれて漬ける。
　1日ほど置いたらできあがり。
　たまご掛けご飯にするとかなり美味。
　そのまま食べても、ふかしたじゃがいもにつけたり、
　焼いたブロッコリーにつけるなど、ソース、たれとしても
　使える。

〇ゆで卵のめんつゆ漬け（煮卵）
　ゆで卵を作る。殻を割る。
　めんつゆにつける。
　色づいたらできあがり。
　なお通常の容器に入れると
　めんつゆが大量に必要となるが、
　ダイソーなど百均ショップでは、
　卵の形をした煮卵作りのためのグッズが売られている。
　「味付けたまごメーカー」
https://jp.daisonet.com/products/4549131937169
　上の端っこがつかりにくいので、気になる人は、
　途中で一度、ひっくり返すと良い。
　浸かりすぎると、塩辛くなり食べにくいので、
　漬けすぎないこと。1日以上は漬けすぎ。

〇まぐろのユッケ風
　まぐろのぶつ切りを買ってきて、包丁で小さく刻む。
　めんつゆ、長ネギ、ごま油で味付け。
　さらに葉物野菜（サンチュ、レタス）などをしき、
　その上にマグロをのせる。
　くぼみをつくり、そこに卵黄を入れる。
　まぜて食べる。

〇クリームチーズ、モッツァレラチーズのめんつゆ漬け
　適当な大きさにクリームチーズを切り、
　もしくは、モッツァレラチーズはそのままで
　めんつゆに漬ける。
　表面の色が変わったら、できあがり。

《めんつゆに漬けるだけ！あっという間にできるめちゃラクおかずアイデア集》
https://39mag.benesse.ne.jp/housework/content/?id=122390
ヤマキ、お手軽めんつゆレシピ
https://www.yamaki.co.jp/mentsuyu/recipe/

「めんつゆ」は和食の基本。
煮物、焼き物にも応用が可能。
様々なレシピ本が出ています。

達人によれば、めんつゆで出来たものは、
ほとんどポン酢でも応用可能とのこと。
ポン酢を使ったレシピはまたの機会に。
〇きゅうりのポン酢漬け
　きゅうりをまるごと、ポン酢＋赤唐辛子に漬ける。
　密閉容器、もしくはジップロックなどの密閉袋を使う。
　袋の場合、空気を抜くと量が少なく浸かりやすい。
　1日で漬物のようになる。
　皮をピーラーで縞目にむくと、もっと早く浸かる。
　適度な大きさに輪切りすると、もっと早い。（数時間）

めんつゆさえあれば。―時間がないときも、おかずが浮かばないときも、 (別冊すてきな奥さん)

• 出版社/メーカー: 主婦と生活社
• 発売日: 2022/11/04
• メディア: ムック