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板なしかまぼこ。かまぼこ板での工作の宿題。きれいなかまぼこの外し方。

お節料理、雑煮などに欠かせないかまぼこ。
(雑煮には入れないというご家庭もおおそうですけど)

先日、同級生と話していて、この
かまぼこ、かまぼこ板の話になりました。

友人の家では、お節に紅白のかまぼこをいれます。
そのかまぼこを板から外すのが、
小さい頃からの友だちの役割だったそう。

その役割は実家から独立し、
新しい家庭を築いてからも続いており、
お子さんが小学生になってからは、
お子さんに役目を移したとのこと。

その最初の時、何も言わずお子さんに
かまぼこを板から外させたところ、
底がぎざきざになり、板に大量にかまぼこの
端が残ってしまったんだそう。

見たら、包丁の刃の方でかまぼこを板から
はずそうとしている。
あわてて、「まずかまぼこをたてる。
かまぼこを板から外すときは、
包丁の背を入れて、板に沿うようにおろしていく」
ときれいにはがすコツを教えたそうです。

まあ初めてだと、横に寝かせて、包丁の刃ではがすのが
普通かもしれませんね。

ちょっとしたことでも、コツを知っていると知らないでは
大違いですね。

それからお子さんはきれいにかまぼこを板から外すことが
できるようになり、その役目を今でも務めているそうです。
最近では、花をかたどった飾りきりも行っているそう。

で、話は、その後、外したかまぼこの板の使い途に。

あなたは、あのかまぼこの板、どうしています。

小さい頃、あのかまぼこの板って、
小学校の時の工作の材料として
使っていましたね。

表面をきれいにして、そのまま字を書いて、
書き初めや表札にしたり、組み合わせて、
箱を作ったり、しましたね。

うろ覚えですが、かまぼこの板に習字で
字を書くコンテストもあったような。

友人の息子さんの時は、板に絵を描く
コンテストがあったとか。

愛媛県西予市、1995年平成7年に始まっているんですね。
《第27回全国「かまぼこ板の絵」展覧会が7月23日から
「愛媛県西予市 ギャラリーしろかわ」にて開催!6,148作品を展示》
https://www.atpress.ne.jp/news/317793

いやー、力作ぞろいですね。
同じ規格で作品を並べるというのは、
その優劣や個性が際立ちますね。

そして同級生から教えてもらって驚いたのは、
なんともうずいぶん前から、板のないかまぼこ製品が
あるということ。

板なしかまぼこ
https://fushimikamaboko.co.jp/lineup/kamaboko/204/

そもそもかまぼこに板がついている理由は。

それは形の保持と水分調整のため。
一定量の水分を保持するため
腐敗防止にもなっているようです。
製造するとき、すり身に触らずに成形できる。
加熱時など持ち運びに便利という利点があるみたいですね。

なので、一度に食べきれない場合は、
食べる分だけ切って、板につけたまま
保存する方が、美味しく保管できるんだそうです。

なお板にも大きさは木材の種類に違いがあり、
高級なものは、大きさも大きく、柾目(まさめ)の
ものが使われるようです。

そうそう、社会人になってからですが、
富山県出身の人と知り合いました。

その人に聞いたところ、富山ではかまぼこは、
板がついていないのが標準。なので東京に来て、
スーパーに板のついたかまぼこを売っているのを
見た時は驚いたそうです。

〇業界では板のことを空板(からいた)と呼ぶ
 白くて、節がすくなくニオイもあまりないモミ、シラベが
 使われることが多い。
 移り香を楽しむためスギが使われる事も。


日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語〈第3集〉


〇日本かまぼこ協会 「かまぼこ御陰さまで900年」
 かまぼこなど練り製品の情報が一杯。
https://www.nikkama.jp/
 かまぼこなど練り製品は、優秀なタンパク質を含んだ製品。
 (フィッシュプロテイン)
 食べやすいため特に高齢者にお勧めのようです。


かまぼこの科学




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