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最古の週刊誌、「週刊朝日」休刊に思う。

週刊朝日が、5月最終週で発行を終えるそう。
日本最古の週刊誌で創刊101年。

最盛期には150万部の発行部数だったものが、
現在は、7万部余り。

これでは続けるのは難しいですね。

2023年1月20日、電車に乗り、
劇場に向かいました。

ホーム、そして電車内。
ほとんどの人が見ているのは、
スマートフォン。

新聞、雑誌など紙媒体のものを見ていた人は皆無。
びっくりして、何度も見渡したのですが、
本当にゼロでした。

昔は、電車の中では、紙の新聞、雑誌を
読んでいる人が多数いたものですが……。

電車の中の雑誌の中吊り広告も減っているような。
(週刊新潮はやめたんでしたっけ)

個人的にも総合週刊誌、
買わなくなりましたね。

周囲の友人、知人を見渡しても、
雑誌を買っている人、激減しています。

雑誌といえば、美容院。
カット、カラリングの時に、
渡されるのは雑誌でした。

今でも大判のグラビア誌、ファッション誌は
渡されても、週刊朝日などの総合週刊誌は
ほぼないですね。

なかには、タブレットを渡され、
雑誌読み放題のアプリで読む場合もあるそう。

その意味ではまだ雑誌のニーズはあるものの、
いくつもあるコンテンツの中の一つで、
存在感は減っていますね。

あと雑誌と言えば、コンビニ。
本屋、キヨスク以外に、身近に
手軽に雑誌を入手できる場所として
重宝したのですけれど、これも
近所のコンビニ店主に言わせると、
売上げがかなり減ったよう。

以前は、手前に雑誌コーナーを作り、
立ち読みの人で、お客さんを呼び込む。
そんなことを言われたそうなんですが、
今は、全くそうした戦略はとっていないよう。

以前は立ち読みに注意を促すほどだったのに、
今は、立ち読みする人はほぼいない。

やっぱり大きく時代は変わったと言わざるを得ないですね。

さらにご近所の本屋さんは、個人宅のほか、
周囲の会社、問屋さんなどに雑誌を配達していたけれど、
今は、それも激減。

いまだに続いているのは、専門誌のみ。

新聞、雑誌などの書籍購入費が思い切り
減らされているので、余分な新聞、雑誌は
とれないみたいですね。

それだけ日本社会全体に余裕がなくなったのでしょうね。

昭和の風景。

サラリーマンが、通勤の時、
タバコ、週刊誌、そしてガムを買い、
車内でガムをかみながら、週刊誌を読む。
降りたら(もしくは車内で)、タバコを一服。

信じられないかも知れませんが、
これが当り前だったんですね。

時代と言うのは、こうして移っていく物なんですね。

昭和の当り前。
次に消えるのはなんだろう。

Popeyeが出た時はビックリ。
むさぼるように読んでいたなー。

popeye物語―1976~1981




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