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「死ぬまでに知っておきたい日本美術」「限りある時間の使い方」。人生は4000週間。2冊の本で感じたこと。

新聞の書評欄、書籍広告で、
気になるものは、切り抜いたり、
メモしたりしています。

最近、切り抜いたものを眺めていて、
2冊の本がなんだか心にひっっかかりました。

1冊目は、
2023年2月4日、毎日新聞の《今週の本棚
『死ぬまでに知っておきたい日本美術』=山口桂・著》
https://mainichi.jp/articles/20230204/ddm/015/070/005000c

橋爪大三郎さんの書評。
内容もよくわかり、興味を引かれたのですけれど、
個人的に気になってしまったのは、
「死ぬまでに知っておきたい」というフレーズです。

あなたは、何かひっっかりませんか。感じませんか。

《「死ぬまでに見ておきたい日本美術一〇〇選」まで
載っていて、至れり尽くせりである》と橋爪先生は
書かれていて、まさにその通りなんですけど、自分は、
ちょっと憂鬱になってしまいました。

昔だったら、ああ、一つづつでも見て、
見ていないものを亡くしていきたいと
前向きになれたのですけれど、今は、
「ああ、これどれくらい見られるのだろう」と
諦めというか、見られない方に意識がいって
しまうのですね。

ああ、歳をとってしまったのでしょうね。

この本に限らず、「死ぬまでに見ておきたい」
「行っておきたい」という本、いろいろありますね。
(旅行本、絶景本など)

考えてみれば、このブログのタイトル「人生やり残しリスト」も、
書き始めた当初は、リスト化し、それをやり尽くすというつもり
だったのですが……。

2冊目、こうした考えに拍車を掛けたのが、
「限りある時間の使い方」。

紹介記事、広告に、
「人生はたったの4000週間」とあり、
そんなに少ないのかと驚いたのですが、
まあ1年52週なので、80歳までとしたら、
それくらいになるんですね。

そしてこの本は、
時間は有限。
人生は思っている以上に短い。
時間をうまく使うことは、
人生の最重要項目とたたみかけています。

死ぬまでに読んでおきたい本、
見ておきたい映画、
行っておきたい場所、(名所、絶景)
食べておきたい料理。

ああ、ありすぎて、到底、時間が足りない。
お金も足りない。

あきらめてはダメなんですね。

この本は、有限な時間の使い方の大切さを訴えているのですが、
使い方としては、どうすればいいのか。

それは、自分に与えられた時間をしっかりと生きること。
それは、限られた時間と能力のなかで、
やれることをやったかどうかだと。

リストにこだわらず、一つ一つ、自分の時間、能力の中で、
見て、聞いて、行って、食べようと決意しました。


限りある時間の使い方


死ぬまでに観たい映画1001本 第五版


死ぬまでに知っておきたい日本美術 (集英社新書)




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