スケートボード・ストリート世界選手権史上最年少メダリスト小野寺吟雲（ぎんう）さん。名前の由来。思い出した後輩。
スケートボード・ストリート世界選手権で、
史上最年少メダルとなる3位を獲得した
12歳の小野寺吟雲（ぎんう）さん。
ニュースで競技映像、そのあとの会見をみました。
幼い外見ですが、驚異的な身体能力で
話しぶりもしっかりしていて、すっかり
感心してしまいました。
この名前の「吟雲」は、「ぎんう」と読むよう。
珍しい名前なので、一度で覚えられますね。
そして名前を見たとたん、
小中学校のときの後輩を思い出しました。
小野寺吟雲の名前は、
禅語「龍吟雲起（りゅうぎんずればくもおこる）」
からとったものだそうです。
この言葉は、有名でよく知られています。
コトバンク、精選版日本国語大辞典
《龍吟ずれば雲起こる（読み）りゅうぎんずればくもおこる》
《りゅう【龍】=吟(ぎん)ずれば雲(くも)起(お)こる
［=興(おこ)りて雲(くも)を致(いた)す］
龍が雲を呼ぶように、英雄が一たび立てば衆士がこれに従う。
同類が相応じ従うことのたとえ。》
https://kotobank.jp/word/%E9%BE%8D%E5%90%9F%E3%81%9A%E3%82%8C%E3%81%B0%E9%9B%B2%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%82%8B-2092569#:~:text=%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E3%80%90%E9%BE%8D%E3%80%91%3D%E5%90%9F(,%E5%BF%9C%E3%81%98%E5%BE%93%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%88%E3%80%82
この言葉には、うしろがあり、
《龍吟雲起 虎嘯風生》
《 龍吟ずれば雲起こり 虎嘯（うそぶ）けば風生ず》
短くして、四字熟語で「龍吟虎嘯（りゅうぎんこしょう）」
意味は、 龍が空でうめき、啼けば雲が湧き立ち、
虎がほえれば風が吹き起こる。そのように
力のあるものが一度、立ち上がれば、それに
呼応する動きが出てくるというものです。
龍と雲は、日本画の画題としてよく使われ、
ふすま絵、掛け軸に描かれています。
またミュシュランなど、世界的に高い評価を得ている
日本料理店「龍吟」は、この禅語からとられています。
《屋号「龍吟」の由来は“禅”の言葉にある「龍吟雲起」より頂戴致しております。
修業時代、一冊の“禅”の本に出会い、その中にあった「龍吟雲起」の言葉に秘められた意味…
『想いを決めた勇者がひとたび行動を起こすと、同志が互いに共鳴し合い、そこに集う…』
という教えに心を揺さぶられ、店の屋号にさせて頂きました。》
https://www.nihonryori-ryugin.com/ja/gallery/
小野寺さんは「龍吟雲起」の真ん中をとっていますね。
空中を自在に動く
スケートボードという競技にふさわしい名前ですね。
「龍雲」でいえば、シンガーソングライターの
永井龍雲さんがいらっしゃいますね。
https://ryuun.net/
お名前は本名。
名付けたお父様の丸吉さんは、
「万人に幸福をあげる人になれ」との願いを込めた。
蛇は大きくなると龍に。龍が天高く舞い上がり
雲に乗ると雨が降る。雨が降るとお百姓さんが助かる。
つまり万人に恵みを与える。さらに龍のように雲に乗って、
大空をかけめぐるようなスケールの大きな男になれ
との願いもこめたとのこと。
（ずいぶん前に、ご本人かお父様の話が雑誌に掲載されていた）
小野寺吟雲さん。
これからも龍のように
空に高く羽ばたいてください。
今後の目標。
パリ五輪どころか、
「宇宙に行ってスケボーができるように頑張りたい」。
うーん、想像を超えている。
そうそう、小学校の後輩の
名前について記すのを忘れていました。
それは本名ではなく、ある日本の伝統芸能で
一人前になったときに与えられる名前です。
この「龍吟雲起」にちなんだ名前を師匠から
頂いたそうです。
（詳細を書くと、狭い業界で特定されるので、ここでは控える）
《「龍吟景雲出」の出典、意味を知りたい。》
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000081603
史上最年少メダルとなる3位を獲得した
12歳の小野寺吟雲（ぎんう）さん。
ニュースで競技映像、そのあとの会見をみました。
幼い外見ですが、驚異的な身体能力で
話しぶりもしっかりしていて、すっかり
感心してしまいました。
この名前の「吟雲」は、「ぎんう」と読むよう。
珍しい名前なので、一度で覚えられますね。
そして名前を見たとたん、
小中学校のときの後輩を思い出しました。
小野寺吟雲の名前は、
禅語「龍吟雲起（りゅうぎんずればくもおこる）」
からとったものだそうです。
この言葉は、有名でよく知られています。
コトバンク、精選版日本国語大辞典
《龍吟ずれば雲起こる（読み）りゅうぎんずればくもおこる》
《りゅう【龍】=吟(ぎん)ずれば雲(くも)起(お)こる
［=興(おこ)りて雲(くも)を致(いた)す］
龍が雲を呼ぶように、英雄が一たび立てば衆士がこれに従う。
同類が相応じ従うことのたとえ。》
https://kotobank.jp/word/%E9%BE%8D%E5%90%9F%E3%81%9A%E3%82%8C%E3%81%B0%E9%9B%B2%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%82%8B-2092569#:~:text=%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E3%80%90%E9%BE%8D%E3%80%91%3D%E5%90%9F(,%E5%BF%9C%E3%81%98%E5%BE%93%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%88%E3%80%82
この言葉には、うしろがあり、
《龍吟雲起 虎嘯風生》
《 龍吟ずれば雲起こり 虎嘯（うそぶ）けば風生ず》
短くして、四字熟語で「龍吟虎嘯（りゅうぎんこしょう）」
意味は、 龍が空でうめき、啼けば雲が湧き立ち、
虎がほえれば風が吹き起こる。そのように
力のあるものが一度、立ち上がれば、それに
呼応する動きが出てくるというものです。
龍と雲は、日本画の画題としてよく使われ、
ふすま絵、掛け軸に描かれています。
またミュシュランなど、世界的に高い評価を得ている
日本料理店「龍吟」は、この禅語からとられています。
《屋号「龍吟」の由来は“禅”の言葉にある「龍吟雲起」より頂戴致しております。
修業時代、一冊の“禅”の本に出会い、その中にあった「龍吟雲起」の言葉に秘められた意味…
『想いを決めた勇者がひとたび行動を起こすと、同志が互いに共鳴し合い、そこに集う…』
という教えに心を揺さぶられ、店の屋号にさせて頂きました。》
https://www.nihonryori-ryugin.com/ja/gallery/
小野寺さんは「龍吟雲起」の真ん中をとっていますね。
空中を自在に動く
スケートボードという競技にふさわしい名前ですね。
「龍雲」でいえば、シンガーソングライターの
永井龍雲さんがいらっしゃいますね。
https://ryuun.net/
お名前は本名。
名付けたお父様の丸吉さんは、
「万人に幸福をあげる人になれ」との願いを込めた。
蛇は大きくなると龍に。龍が天高く舞い上がり
雲に乗ると雨が降る。雨が降るとお百姓さんが助かる。
つまり万人に恵みを与える。さらに龍のように雲に乗って、
大空をかけめぐるようなスケールの大きな男になれ
との願いもこめたとのこと。
（ずいぶん前に、ご本人かお父様の話が雑誌に掲載されていた）
小野寺吟雲さん。
これからも龍のように
空に高く羽ばたいてください。
今後の目標。
パリ五輪どころか、
「宇宙に行ってスケボーができるように頑張りたい」。
うーん、想像を超えている。
そうそう、小学校の後輩の
名前について記すのを忘れていました。
それは本名ではなく、ある日本の伝統芸能で
一人前になったときに与えられる名前です。
この「龍吟雲起」にちなんだ名前を師匠から
頂いたそうです。
（詳細を書くと、狭い業界で特定されるので、ここでは控える）
《「龍吟景雲出」の出典、意味を知りたい。》
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000081603
コメント 0