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地方に引っ越した都会育ちの知人。日役(ひやく)に驚く。

ゴールデンウィークで新緑あふれる場所を
訪れている方も多いでしょうね。

そうした自然を求めて、地方に移住
(完全移住ではなく二拠点生活)した知人がいます。

その知人は都会生まれの都会育ち。

地方に移住して、初めて
思わぬ負担があったと
教えてくれました。

それは、
日役(ひやく)。

集落の住民が総出で行う作業があるんですね。
例えば、草刈り。

自分の家、農地などは、もちろん持ち主が
行いますが、道路、集会所などの共同の場所は、
その集落の住民がみんなで一斉に日を決めて
行うとのこと。

そうした作業を「日役(ひやく)というそう。

みんなといっても、住民総出ではなく、
割り当てがあり、大体一世帯一人役(いちにんやく)。

一人役というのは、成人男性一人という意味とかで、
その人が一日(または半日)、作業をするということ。

それが出せない場合は、お金を支払うんだとか。
(1日数千円ほど)

他にも、共同の作業は、
溝、用水路の土さらい
(たまった土、水草、雑草などを取り除く)
集会所、神社の清掃、修繕。
お祭りの準備、片付けなど。

一年間にそうした日役が結構あるみたいです。

その集落に所属する限りは、
そうした日役をする必要がある。

出来ない場合は、お金を払い代替。
(お酒や食事などもあるらしい)

集落では、町内会費も支払う必要が
あるのですが、それは、ほんのわずか。
むしろこちらの「日役」の方が、
参加出来ない場合、結構な負担だそうです。

ただ高齢者が多くなった地域では、
こうした日役を出せない世帯が多くなり、
他の地域の人を頼んだり、
業者に依頼したりしているそう。

住民が減ったり、高齢化すると、
集落が維持できないとは
こういうことだったんですね。

地方生活。
その地で生活する上で、
こうした負担もあることを
知っておく必要がありますね。

〇地域によっては、日役に出ると
 日当(にっとう)が出ることもある。
 上に記した知人の集落では日当は出ない。



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