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懐かしや、松山の三津の渡しの記事が日経夕刊に。

愛媛県松山市に三津港という港があります。
そこにわずか80メートルほどの渡し船があります。

こちら、全国でも珍しい海の上の市道なんです。

その記事が、2023年5月18日、日経新聞夕刊に
掲載されていました。

《気になるスポット》
《船で渡る80メートルの「海の市道」》

おお、懐かしい。

実は、
自分が子ども、確か小学校に
上がる前に、この三津の渡しに
乗ったことがあるのです。

親戚が、松山周辺にたくさんいて、
小さい頃は、松山をよく訪れました。

この三津(三津浜)、港山、梅津寺は、
伊予鉄に乗って行くことが多かったのですが、
よく覚えているのは、ハイヤーで回った時のこと。

あつらえたスーツ(下は半ズボン)を着て、
帽子をかぶった自分が父母と一緒に映った写真が
何枚も残っています。

その時に、この渡しにも乗ったのですね。

渡しは小さな船で、
自分が乗ったときは、
手こぎの櫓でした。

記事には、1970年にエンジン付きに
切り替わったとあるので、その前ですね。

行って戻ってきた、つまり往復した。

なんだかおもちゃみたいだ
と思ったことを今でも覚えています。

それから伊予鉄の隣の駅の梅津寺に車で。
こちらは、海水浴場で、「梅津寺パーク」がありました。
(梅津寺遊園地が、昭和38年に梅津寺パークに。
平成21年に閉園し今は、公園になっているよう)

《愛媛に遊園地!?~梅津寺パーク~
2022.08.16 伊予鉄の歴史》
https://iyotetsublog.com/2022/08/16/post-3167/

梅津寺パークに海水浴は何度も行ったのですが、
その渡しに渡った時は、夏ではなかった記憶が
あるので、遊園地に行っただけかも知れません。

それにしても1日、ハイヤーを貸し切って、
松山をぐるっと一周。

両親もまた自分も仕立ての高そうな服。

一体、何があってこんな旅行をしたのでしょう。

そうそう、その時には、自分が赤ちゃんの時から
見てもらっていた近所の「おばあさん」も一緒でした。
(血縁関係はないが自分は
「〇〇のばあちゃん」と読んでいた)

もしかしたら、何かのお祝いか、
何か臨時にお金が入ったのかもしれません。

まあ数十年前のことですから、
もう周遊旅行の理由はわからないのですが…………。

ちなみに三津浜からは、「汽船」が、
広島方面(宇品)などに出ていて、
あの夏目漱石、正岡子規、「坂の上の雲」で知られる
秋山好古・真之兄弟もここから出航しました。
(「きせんのりば」の碑は移転しているので、
かつての乗り場ではない)

三津浜港は、四国の玄関港として、
松山藩時代から栄え、それは明治時代に
なってからも続くのですが、遠浅で、
大きな船は入れないので、三津浜からはしけにのり、
沖に出て、汽船に乗り換えていたそう。
入港した時は、その逆。

そうした描写が、夏目漱石の
「坊ちゃん」にありますね。

また秋山好古・真之兄弟の銅像が、
梅津寺地区にあります。

銅像
https://matsuyama-sightseeing.com/spot/153-2/

父がこの秋山兄弟のファンで、
小さい頃からよく聞かされていました。

大学生の夏休み、お城の下の兄弟の生誕の地、
そしてこの梅津寺の銅像を見にいったなー。
(その時は一人で)
真夏でカンカン照り。太陽をさえぎるものが
なにも無く、暑くて死にそう。

なのに古いお好み焼き店に入り、
「三津浜焼き」というお好み焼きを食べたなー。
(さらにかき氷を食べた記憶もあるのだが、
お好み焼きの後だのか、別の時だったのか、
記憶が定かでは無い)

一つの記事から、この場所とその周辺を
訪れた思い出が湧いてきました。

また訪れてみたいですね。




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