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医療費還付詐欺の電話がかかってきた。悪い意味で巧みな演技にだまされるな。

2024年2月7日、午後8時過ぎ、
遅い夕食(チーズフォンデュ)をとっていたとき、
固定電話に電話がかかってきました。

ダイニングのドアを隔てて隣の
廊下の電話に家族が出ました。

薄い来の引き戸なので、話し声が
聞こえてきます。

家族はちょっと深刻そうな声。

「医療費」とか(住んでいる東京都)
「中央区」といった単語が聞こえてきます。

家族が引き戸をあけて、
メモとペンをとるため、
入ってきました。

メモ帳に、「医療費還元」「23226」
「三井住友」などと書いてきます。

再び廊下に出て、しばらく話した後、
家族はダイニングに戻ってきました。

話を聞くと、
中央区国民健康保険課のTと名乗る男性からの電話で、
家族の名前を確認。

そのあと、2023年10月に区から
医療費還付の緑の封筒を送った。
それに返事をしないと還付できないが、
まだそれが届いていないので、連絡したと。

聞くと還付額は2万3千円余り。

これで確認できたので、
三井住友銀行の口座に振り込む。

振り込まれたら、
三井住友銀行から連絡(電話)がある。
(午後10時まで)
万が一、連絡がつかなかったら困るので、
固定電話のほか、携帯電話の番号も
教えて欲しいと。

余りにも巧みなシナリオと自然な演技。
家族は信じそうになったのですが、
そもそも午後8時過ぎに区の担当者から
電話連絡があり、振り込みの連絡が
銀行からさらにその後、午後10時までに
あるというのは、なにかおかしいと感じたそう。

そこですかさずタブレットで検索。
そうしたら各地の自治体の担当者を名乗り、
医療費還付の詐欺事件が発生していることが
わかりました。

詐欺電話と確信を深めた家族。

すぐさま所轄の久松警察に電話し、
顛末を説明しました。

そうこうしているうちに30分ほどたって
午後8時40分過ぎ、再び固定電話がなりました。

家族が出ました。

詐欺電話だとか言い立てると、
逆上されても困るので、静かに対応。

相手は、三井住友銀行本店の営業部のTと名乗りました。
先ほどとは別の若い男性ですが、Tは別の名字。

「こんなご時世なので、明日、中央区の
国民健康保険課に連絡して確認します。
その後、そちらに電話しますので、そちらの
電話番号を教えて下さい」

そう告げたら、突然、電話が切れたそう。
やっぱり詐欺電話ですね。

今や固定電話にかかってくるのは、
リサイクル店などからの
買い取りの売り込みと
こうした詐欺電話ばかり。

固定電話をもうやめる家庭があるのもわかります。

またわが家はひかり電話で追加サービスを
申し込んでいないので、相手の電話番号が
出ませんが、電話番号告知サービスを申し込んで、
番号が出ない電話には出ないようにしている人も
多いですね。

また高齢者には地方自治体から、
電話を録音できる機器を無料で貸与もされています。
そうした機器を利用して被害を防止するのもいいですね。
(電話機器にはじめから録音機能があるものもある)

相手は綿密なシナリオと演技で
だまそう、お金をとろう、
個人情報を盗もうと
電話をかけてきます。

知らないところからかかってくる電話には
くれぐれもご注意ください。

国民生活センター
《医療費などの還付金詐欺に注意!》
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen217.html
協会けんぽ
《(重要なお知らせ)医療費等の還付を装った振り込め詐欺にご注意ください》
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/cat550/1138-78573/


太知ホールディングス KOBAN 電話録音機 防犯対策 (振り込め詐欺/オレオレ詐欺対策) 自動応答 ST-386




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