2020年11月20日に出会った法語。「人の短を云うふこと勿れ」

お寺の入り口近くに掲示板があり、
そこに法語が書かれていたりします。

あなたはご覧になったことはありますか。

自分は、この法語が書かれた掲示板が好きで、
出先、旅行先でお寺を巡ると、
必ず入り口近くの掲示板を探します。

これまでこのブログでも何度かご紹介しました。

2020年11月20日、旅行中の京都で
一つの法語に出会いました。

朝早くから紅葉の名所、また日本一の松で
知られる善峯寺（よしみねでら）に出かけました。
http://www.yoshiminedera.com/

その境内内を巡っている時に
出会ったのが、次の法語です。

「人の短いを云ふこと勿れ
己の長を説くことなかれ
人に施して思ふこと勿れ
施しを受けて忘るること勿れ」

あるとき人に言われたのは、
こうした法語に出会うのは、
偶然というか必然。

法語はそれを見る万人に訴えかけているようでいて、
実は、それを受け取る人は限られている。

掲示板に書かれている法語に反応をする人は、
まさにその意味する所を欲する人だと。

上の法語には、4つのセンテンスがあり、
4つの戒め書かれています。

今の自分にささったということは、
このメッセージの訴えるところに、
欠けているところがあるのでしょうね。