アミロイドβを取り去り認知症にならないマッサージと食べ物？ 治療薬は承認されたが……。

世界中の50代から上の人間にとって、
いやそれ以下の年代の人にとっても
とても大きなニュースが今秋、世界を
駆け巡りました。

世界で初めてと呼ばれる認知症の治療薬が
承認されたというものです。

エーザイとアメリカの会社が共同で開発した「アデュカヌマブ」。

この薬は、アルツハイマー型認知症の原因物質とされる
たんぱく質「アミロイドベータ」を
除去する効果があるとされています。

承認後、使う中でさらに効果があるかどうか
見極め、結果によっては、承認の取り消しも
あるんだそう。
またこの薬は、認知症の初期の方のためのもので、
症状が進んだ方には、効果が認められないとのこと。

これで万事解決という魔法の薬ではないのですね。

そんな中、自分より少し上の先輩は、
上に記した
アルツハイマー型認知症の原因とされる脳内に蓄積した
異常なタンパク質（アミロイドβ）を取り除く（？）ことが
出来るという料理を毎日のように食べています。

その効果が認められているのか、
確かなことは自分には言えないのですが、
先輩はそう信じています。

さてその料理とは、緑黄色野菜（ブロッコリー、
にんじん、さらには玉ねぎも）、大豆を、
たんに煮込んだだけのスープ。

ほとんど味付けはせず、ほんのわずかな塩、
そしてこれまた脳によいという
オリーブオイルはかけてもよいのだそう。

塩分のとりすぎは、脳をはじめ体中の
血管を傷つけるため、強い味付けはNGとのこと。

うーん。
確かに体には良さそうですが、
これで本当にたまったアミロイドβを
取り除くことができるんでしょうか。

先輩は、アメリカの大学の研究で、
アルツハイマー病を予防する食事法が研究された。
プラスとなる食材、料理は、マインド食と呼ばれると。

取るといい食材（アメリカの場合）
　緑黄色野菜(週6日以上）その他の野菜(1日１回以上）
　ナッツ類（週5回以上）ベリー類（週2回以上）
　豆類（週3回以上）全粒穀物（1日に3回以上）
　魚（なるべく多く） 鶏肉（週2回以上）　オリーブオイル（優先して使う）
　ワイン（1日グラス1杯まで）
控えた方がよい食材
　赤身の肉（週4回以下）バター（なるべく少なく）　
　チーズ（週1回以下）　お菓子（週5回以下）　ファストフード（週1回以下）

おお、上のスープはいい食材を集めたもののよう。

さらに先輩が行っているのが、マッサージ。
そのマッサージとは耳のマッサージです。

つい昨日のニュースにも出ていますね。

《認知症予防、疲労回復を期待できる「耳ツボマッサージ」
WEB女性自身 / 2021年6月9日 6時0分》
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_1987678/

耳たぶをひっぱったり、手で包み込んで、
柔らかくマッサージしたりで、特別、
技術や器具がいるものではありません。

これで認知症が予防できるなら、
安いものですが……。

先輩によれば、薬もそうだが、現在、認知症に関しては、
研究が相当進んでいて、若い時からいかにアミロイドβの
蓄積を防ぐかが大事で、それには、上に述べたように、
食事、運動、日常的な行動などで多くの有用な方法が
あるんだそうです。

若い時からそうしたことを心がければ、
認知症の発症が防げる。
また発症しても進行が遅くなり、症状も
重くならないと。

薬に頼る前に、日頃の生活をしっかりと
見直すべきかもしれませんね。

〇脳の疲れ、アミロイドβをためないためには
　毎日の睡眠が重要。良好な眠りの間に、
　人は、脳のクリーニングをしているんだそうです。
　コロナ禍で眠りのリズムが崩れている
　自分にとっては、厳しい事実だなー。
　睡眠リズムを整え、しっかりと眠らねば。




〇少し前はココナッツオイルが脳によい
　としてブームになっていたなー。
　最新研究では、どうなんでしょうね。