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台湾、シンガポールなどから在住の友人、知人が続々と帰国を開始。なぜ。

これまで日本は、新型コロナウイルスの感染拡大が
比較的、抑えられ、優等生でしたが、
欧米ほどの数ではないですが、感染者が増え、
3度目の非常事態宣言下にあります。

欧米に比べワクチン接種も進んでいません。

一方、台湾、シンガポールは、
これまで日本よりかなり新型コロナウイルスの
感染を押さえ込んでいました。

台湾では、ほとんどコロナ前とかわらぬ
日常生活を取り戻していました。

ところが、台湾、シンガポールともに、
最近、急激に感染者数を増やし、
今や、ロックダウン状態。

台湾は感染者がほぼいなかったせいもあり、
ワクチン接種、また確保が遅れており、
日本、アメリカにワクチンの提供を求め、
日本はすでにそれに応えて送付しています。

こんな状況ですから、台湾では、
ワクチンを接種するのが非常に遅れており、
さらにワクチン確保の今後の見通しもたっていません。

そんな中、台湾、シンガポール在住の
友人、知人の帰国が増えています。

なぜなのでしょうか。

それはずばり日本でのワクチン接種を求めてです。

国・地域によっては、日本に帰国した場合、
3日間の隔離などが要求されるのですが、
例えば台湾の場合、事前(72時間以内)と
帰国後のPCR検査が陰性であれば、
そうした隔離はなしですむそう。

但し、成田などから、自宅、ホテルなどへは、
公共の交通機関を利用しては移動出来ないため、
自家用車、レンタカー、ハイヤーなどを利用せざるを
えないようです。

(京成電鉄では、帰国者専用車両を設け、
成田から京成上野駅まで乗車できるサービス開始。
大人4500円。上野駅での1時間の駐車料金込み。
上野駅から自家用車、ハイヤーなどの移動手段を
確保する必要がある。なお電車と上野駅から自宅、
ホテルまでのハイヤーがセットになったサービスもある)

こうした手間とお金をかけてまで帰国するのは、
上に記したようにワクチン接種が、台湾、
シンガポールなどではいつになるかわからないから。
(少し前までは台湾では公費=保険適用で2000円程度だった。
私費では2万円程度。今は私費はもちろん公費でのワクチン
接種はかなり難しいとのこと)

それに比べ、日本は全国民分のワクチンが、
すでに政府により確保されており、
当初はもたつきがあったものの、予想以上の速さで
ワクチン接種が進んでいます。
前倒し状態で、下の年齢の人にも
ワクチン接種が広がっています。
(職域接種も広がっている)

また公費で無料で受けられる
というのも帰国の理由とも。

アメリカは、ワクチン接種を旅行者にも
無料で打ってくれるので、ワクチンツアーが
計画され、中南米また日本からも旅行客が
増えているそうですが、こと日本人である限りは、
アジア諸国の中では、ワクチン接種は早くできる
ということなんですね。

これはちょっと意外な気がしました。

〇ワクチンを接種した人の
 ワクチンパスポートの導入を検討中。
 秋頃には実現するとの期待も。
 実現した場合、帰国してワクチン接種を
 受けた人が、滞在国・地域に帰るとき、
 2週間の隔離がない。
 このワクチンパスポートへの期待も
 日本に帰国する理由になっているようです。



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