90歳を過ぎて免許返上した叔母さんが今、凝っていることのおかげでわが家に恩恵。

2021年12月3日昼前に、
玄関のベルがなり出たら、
宅配便でした。

今は長野に住む叔母さんからでした。
クール便だったので、2楷にあがって、
すぐに荷ほどきして、冷凍庫に収めました。

黒毛和牛、カニのほぐし身、
岐阜中津川の栗きんとんなど、高級食材、素材がぎっしりと入っていました。

つい先月も、同様に日本各地の
グルメ素材が送られてきました。

以前から、いろいろもらってきたのですが、
住んでいる長野県八ヶ岳周辺のものばかりでした。
今は、その地元のものはなく、すべてその品では、
そこが一番の産地というところからばかり。

どんな変化が叔母さんにあったのか。

夕方になって、叔母さんから電話がありました。
「こちらからかけようとしたのに申し訳ない」
と謝ると、「全然気にしていない」とあっけらかん。

そこから90歳過ぎとは思えないほどのスピードで
次々と近況やら、送った品物について話が出てきます。

なぜこんなに一流品を送ってくれたのか。

それは、90歳を過ぎて、免許証を返納したから。

叔母さんは、若い時から免許をとり、
自動車も買って、商売だけでなく、
プライペートでも毎日のように
乗り回していました。

年を取ってからも、東京ー長野を往復したり、
長野から新潟の寺泊などに車で出かけ、
海産物などを購入するドライブをしたりと、
年齢に似合わないドライバーだったのです。

しかしさすがに90歳を超えたので、
従兄弟が免許証の返納を勧め、
本人も納得して決めたのでした。

で、叔母さんは、足がないので、
遠くに気軽に買物に出かけられなくなった。

そこにコロナ感染拡大。
外出できず、ショッピング、ドライブで
気晴らしが全くできなくなった。

そんな叔母さんが凝ってしまったのが通信販売。

近所に自分好みの食材、料理、商品がない
との不満を簡単に解消してくれたのが、
通信販売だったのですね。

90歳を超えて、健康だけど、
いつ何があるかわからない。
それなら食べられる今、
美味しいと思うものを悔いなく食べたい
という理由もあったみたいです。

グルメ関係の評判な通信販売会社の
カタログを次々と取り寄せ、
気になったものを買い求めているそう。

しかし食べきれないので、その余りを、
わが家に送ってくれているという訳です。

叔母さんの家も冷凍庫が
満杯になっているそうですが、わが家も同様。
今日の叔母さんからのプレゼントで、
もう隙間がありません。
（入らないので早速食べた）

こうした事情は、自分の周辺にも多く、
外食が出来ない分、美味しいものを
取り寄せて、冷凍庫に保存しているみたいです。

中には、以前、記したように、
専用の冷凍庫を買い求めた人も。
わが家も一度、買いそうになったのですが、
なんとか踏みとどまっています。

なお叔母さんの家は、冷凍庫も広い冷蔵庫があり、
また従兄弟がカフェも経営しているので、
業務用の巨大な冷凍庫があります。

それらをあわせても、間に合わないとは、
どれほど買っているのか。

「送りきれないので、その食材を食べにこい」
とも誘ってくれたのですが、
一度に食べられる量は限られているし、
どうするかなー。

オミクロン株が気になりますが、
お正月が終わった後くらいに、
出かけるかなー。

〇後で気付いたのですが、
　気を遣って、「冷凍庫に入らないから」
　「余り物を食べてくれ」と言い訳しながら、
　送ってくれたのですね。

〇東京から長野に転居してしまい、
　また年齢も重ねたので、昔から知っていて、
　身近に話せる人が周囲に少なくなった。
　話がしたかったのだなー。
　これからは、用がなくても、電話しないと
　いけないなー。