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今年2021年は年末の「納めの歳の市」を開催。東日本橋の薬研堀不動尊。

12月になってしまいました。
師走に入ると、いつもの月以上に
日のたつのが早い気がします。

年末の風物詩である東京三大不動尊の一つ、
東日本橋にある薬研堀不動尊の歳の市。

去年は、コロナ禍により開催されなかったのですが、
今年は、例年の通り12月26日から28日に開催予定です。

https://www.centraltokyo-tourism.com/spot/detail/801000010

この歳の市は、

江戸時代からの歴史を持つ年末の市。
お正月用品、衣料品などを販売するものです。

一時、なくなっていましたが、
昭和40年に復活しました。

2021年12月6日の朝日新聞夕刊、
《まちの記憶》は、わが家と同じ町内の
《薬研堀界隈 東京都中央区》が
取り上げられていました。

薬研堀不動尊の周辺は、衣料品関係の
問屋がたくさんあり、その問屋さんが
格安で自社の取扱品を販売する「大出庫市」も
あわせて行われ、大変な人出だったのですが、
近年は、格安の衣料品がどこでも日常的に
手に入るようになったこと、さらに問屋自体も
なくなりマンションに立て変わったこともあり、
出店数、そしてお客さんもかなり減りました。

身動きできないほどの混雑を知っているので、
寂しい限りです。

◯歳の市は江戸では深川不動、浅草、神田などが
 開かれ、おしまいが薬研堀なので、
 「納めの歳の市」と言われる。

記事にもあるが、この界隈と両国橋西詰、
両国広小路のあたりは、江戸でも有数の
繁華街。
料亭、見世物小屋、ちょっといかがわしい
お店などがあり、多くの人が集まってきたよう。

時代小説の舞台としても数多く登場しています。

朝日の記事では、鬼平犯科帳が挙げられていました。
(テレビドラマで鬼平を演じられていた、
二代目中村吉右衛門さん。なくなってしまったなー)


決定版 鬼平犯科帳 (14) (文春文庫)


◯薬研堀、両国橋西詰は講談発祥の地でもある。
 28日に「張り扇供養」が行われる。
 やげん堀不動では毎月1回、やげん堀講談会が
 開かれている。

薬研堀不動院 川崎大師別院
https://www.kawasakidaishi.com/about/yagenbori.html

順天堂大学、順天堂の発祥の地でもあり、
境内に碑がたっている。
(順天堂は、3年間の長崎留学を終えた佐藤泰然が、
1838年に、江戸日本橋薬研堀に居を構え、
蘭医学塾「和田塾」を開いたのが始まり)



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