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「私はあなたの父方の親戚ですが……」と突然、電話がかかってきたら。

あなたとご家族は、どれくらいの範囲で
親戚付き合いをされていますか。

法律的には6親等までが、親戚らしいのですが、
(6親等までの血族。)
これは、曾祖父母が一緒ということ。
(昆孫=こんそんと言うらしい)

そこまで広く、日頃から付き合っているお宅は、
日本では少ないのではないでしょうか。

ある友人の話。

コロナ禍ですが、ある日、突然、休日の昼に、
自宅の固定電話に電話がかかってきたそう。

とったら、
「突然ですみません。〇〇に住んでいる△△という者です。
そちらの父方の遠い親戚になるのですが、ちょっと教えて
いただきたいことがあって、ご連絡しました」
と話し始めたんだそうです。

こんな電話がかかってきたら、
あなただったら、どうされますか。

新手の詐欺かなにかと思って、怪しみ、
切ってしまうなんて対応をするかもしれませんね。

その知人は、その人物が、自分も知っている
親戚の人の名前と大まかな住所をあげたので、
少し信用し、さらに何かを買ってくれとか、
何かの団体に入れとかの勧誘ではないとの言葉も受け、
少し話してみることに。

聞いてみると、その人物は、付き合いの無かった
父方の方の親戚で、かけてきた人物と知人は、
ちょうど6親等の血族だったそう。

知人のお宅が、いわば本家筋にあたるので、
色々と一族にまつわる記録や記憶がないか
と連絡をしてきたとのこと。

そもそもそうした電話をかけてきたのは、
コロナ禍で時間が出来たので、自分の
一族のルーツを知って、まとめておきたく
なったので、調べ始めたとのこと。

業者を使う手もあったが、なるべき自分で
やりたかったので、イチからはじめたそう。

在宅ワークで時間が作れるようになり、
いろいろ調べているうちに、知人の
所までたどり着いたようです。

少し前に、団塊の世代の方々が定年を
迎え始めた頃、家系図やルーツを探る
というのがちょっとしたブームになりましたが、
それが、このコロナ禍でまた静かな流行と
なっているのかもしれませんね。

知人は、電話で話をした後、メールアドレスを教えたところ、
その後、その人物がまとめた一族の歴史、各種エピソードが
書かれていたと言います。

知人も知らなかった様々な事実が書かれていて、
自身もためになったと。

この件が同年代の友人、知人の間で少し話題になって、
遠い親戚の話で盛り上がったのですけれど、
最近では60代やそれ以上でもHPやSNSをしている人が多く、
それを通じて、「もしかして……」と直接コンタクトがあった
という人も。

そういえば、わが家も母方の遠い親戚の方が、
退職後、自分の生い立ちについてのHPを
作成していたのを弟がたまたま見つけ、
教えてくれたことがありました。

その記述を読んでいると、いぜん、親や大叔母などから
聞いた話と符合する事実があり、とても興味深かったのを
覚えています。

ただ読んだだけで、その方とは直接、連絡はとっていないのですが……。

以前にも書いたのですが、アメリカなどでは、
DNA検査を通じ、自分のルーツ(血縁関係)を
探るサービスがかなりポピュラーとなっているそう。

このサービスは、犯罪捜査にも使われ、
犯人検挙に約だって芋煎るそうです。

日本でもいずれ、DNAから親戚、血縁を探す
といった時代がやってくるのかもしれませんね。


家系図を作ろう エイ出版社の実用ムック




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