60歳を過ぎてからピアノを始めて、いいことばかりという先輩。

先日、3年ぶりくらいに、
先輩に会って食事をしました。

とてもお元気で今でも仕事をされています。

そちらの話よりも多かったのが、趣味について。
以前からゴルフ、スポーツクラブでの
筋トレ、自宅でのティラピスなどを行っている
とは知っていたのですが、そこにさらに
新たなことを始めたそう。

それが、
ピアノ。

お住まいには、ピアノ、チェロなどの楽器があり、
それは奥さんが練習したり、弾いていると。

けれど先輩は音楽、楽器とは無縁と思っていたのですが、
これまで縁のなかった分野に挑戦してみようと、
思い切って4年ほど前に始めたとのこと。

1週間に1度、先生が自宅に来ての対面レッスン。
毎日、最低、1時間弱、自己練習も行っているとのこと。

とくにコロナ禍で、家にいる時間が増えたので、
ピアノの前に座って、練習することが多くなったとのこと。

それまでピアノは全くの初心者。
というか、音楽は、学校で習っただけ。
中学校の時に、ギターを始めたけれど、
1週間ほどでやめてしまったので、
まあ音楽、楽器経験はゼロと言っていいほど。

しかし、先生、ピアノとの相性が良かったのか、
今では、自分が弾きたい曲（歌謡曲、ポップス）は、
練習すれば、弾けるレベルになったと。

ピアノを練習するときは、指を動かすので、
それで頭が刺激されるのか、様々な発想、アイデアが
でるようになった。
また練習している時は、全くほかのことを考えず、
没頭できるので、ストレス発散になっているとも。

また自分がかなでる音を聞くと、下手でも、
心がほぐれるんだとか。

なんとなくわかる気がします。

考えてみれば、自分は幼稚園、保育園からオルガン、
小学校から中学までピアノを習っていました。
そこそこのレベルにはなっていたのですが、
やめてからは、全く触れていないので、今となっては、
弾けないにひとしいかも。

そのことを先輩に話したら、
そういう人は多くて、先輩のピアノの先生は
小さい頃に習ったけれど止めてしまって、
今また始めたい人も数多く教えているそう。

やる気があり、時間さえかければ、昔の経験を
取り戻して、上達することが可能とか。

本物のピアノでなくても、
今は、昔に比べ電子ピアノが発達しているので、
それで練習すれば、上達も早いそうです。

ピアノ演奏。
ちょっと心が動きました。