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「大きなやかんは遅く沸く」

2020年4月20日、日本経済新聞の
《学びや発 子どもの成長》、
その見出しは、
《大きなやかんは遅く沸く》。

おお。
小学生の時に言われたことがある!

あなたは、このフレーズをご存じですか。

「大きい薬缶は沸きが遅い」
といったフレーズでも広まっていますよね。
意味は、「大器晩成」と同じ。

大きなやかんは、中に水がたくさん入って、
一度にたくさんお湯が沸かせて役立つが、
沸かすまでには時間がかかることから、
才能のある大人物は、一般の人よりも
大成するのに歳月がかかるというたとえですね。

「やかん」つながりで、
もう一つよく覚えている言い回しは、
中学の時に教わったもの。

”A watched pot never boils.”
「見つめられたポットはなかなか沸かない」。

これ、今でもコーヒー、お茶を入れたいのに、
お湯がなかなか沸かないなんて時に、
ふと思い出すことがあります。

「待つ身は長い」と同じ意味ですね。

確か、中学1年の時の担任で理科の先生から、
お湯の効率的な沸かし方を教わりました。

それは、必要な分のお湯をその都度沸かすというもの。
鍋、やかんは底がなるべく広いものの方が、
省エネになり、早く沸くんだそうです。

《省エネ術のご紹介》
https://www.meiji-sangyo.co.jp/personal/gas/saving.html

そういえば、その先生だったか別の先生だったか、
ドイツ人の合理性の例として、お湯を沸かすときの
話をしてくれたことも。

あなたは聞いたことがありますか。

それはドイツ人は、例えばコーヒーを飲みたい時、
まずやかんに水を入れるのではなく、飲む容器、
例えばコーヒーカップに水を入れる。

飲む量から逆算して、ぴったり
(沸く間に蒸発する量などは調節)
の量をやかんに入れると。

無駄を省く合理性あるドイツ国民気質
を示す例として先生はあげた覚えが。

これには驚き、しばらく真似していましたが……。

そうそう、わが家では使っていませんが、
友人のお宅では電気式の湯沸かし器が大活躍。

コマーシャル通り、えらく早く沸きますね。
これなら上のことわざも通用しないのかも。



《大きい薬缶は沸きが遅い【おおきいやかんはわきがおそい】》
http://www.jlogos.com/d005/5550501.html



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