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「上を向いて歩こう」。坂本九さんのあの歌い方は、茨城弁だった?

先日、日航機墜落事件について
振り返る番組で坂本九さんが、
取り上げられていました。

この時期に限らず、自分が落ち込んだ時に
聞くと、気分があがる曲の1つが、
坂本九さんが歌った「上を向いて歩こう」です。

作詞は、永六輔さん、作曲は中村八大さん。

この曲について、産経新聞に興味深い記事が
掲載されていました。

2019年8月12日
《「上を向いて歩こう」は茨城弁だった 
日航機墜落から34年 坂本九さんの「郷土愛」》
https://www.sankei.com/premium/news/190812/prm1908120001-n1.html
この曲を坂本九さんは、独特の解釈で、
歌っています。

レコーディングに立ち会った永六輔さんは、
歌詞がちゃんと伝わっていないと激怒。
ヒットしないと思ったとか。
けれど中村八大さんは、そのままの歌い方でいいと。

結局、あの歌い方で録音され、発売。
日本のみならず、世界的にも大ヒットとなりました。

産経の記事では、この歌い方が、
坂本九さんのお母さんの故郷で、
九さん自身も疎開して第2の故郷である
茨城県笠間市あたりの茨城弁に由来する
と書かれています。

《「うえをむうういて、ああるこおおう」という独特の歌い回しは、
実は坂本さんが慣れ親しんだ、語尾に特徴のある茨城弁を
取り入れたアドリブだったという。》

茨城弁の語尾の特徴がわからないので、
なんとも言えないのですが、意地悪な
見方をすると、坂本九さんが地元の人
(笠間稲荷神社の宮司、塙東男さん)にした
リップサービスだったのかも。

この歌い方に関しては、レコーディングの後に、
永六輔さんは、九さんのお母さんが小唄、
清元をしており、小さい頃から仕込まれていた
ことを知り、納得。

世界的ヒットも邦楽の伝統が生きていたからこそ
と思ったそうです。

さらに聞いた話では、坂本九さんは、
エルビス・プレスリーの大ファン。
彼の歌い方を取り入れたのがあの歌い方と。

いやー。
茨城弁、小唄、清元、エルビス・プレスリー。

1つではなく、坂本九さんが
体験した全てが、彼の中で消化され、
自然とにじみ出てきたのかもしれませんね。

〇永六輔、中村八大「見上げてごらん夜の星を」
 青島幸男、 中村八大「明日があるさ」
 岩谷時子、いずみたく「夜明けのうた」
 聞くと、励ましてくれるいい曲が多いなー。





2020年2月13日、
このエントリーに2日ほど前から、
アクセスが集まっています。
おそらく、次のTwitterのつぶやきが影響?

https://twitter.com/marumizog/status/1227197820915945472



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